♪ Koukei's Diary BACKNUMBER ♪
03/10後 03/10前 03/09後 03/09前 03/08後 03/08前 03/07後 03/07前 03/06後 03/06前 03/05後 03/05前 03/04後 03/04前 03/03後 03/03前 03/02後 03/02前 03/01後 03/01前 02/12後 02/12前 02/11後 02/11前 02/10後 02/10前 02/9後 02/9前 02/8後 02/8前 02/7後 02/7前 02/6後 02/6前 02/5後 02/5前 02/4
女珀館の若女将シリーズ(「即興TSF」バックナンバー)
オフ会レポート 『2002年3月16日(土)、名古屋行き』
『2002年8月24日(土)、池袋行き』
『2002年9月7日(土)、大阪行き』
『2002年9月22日(日)、名古屋行き』
『2003年1月18日(土)、大阪行き』
『2003年4月12日(土)、名古屋行き』
『2003年8月30日(土)、東京行き』
『2003年11月1日(土)、大阪行き』
『2004年3月6日(土)、九州行き』
『2004年4月3日(土)、名古屋行き』
コミケレポート 『2002年8月9日(金)、コミケ62・1日目』
『2002年8月10日(土)、コミケ62・2日目』
『2002年8月11日(日)、コミケ62・3日目』
『2002年12月28日(土)、コミケ63・1日目』
『2002年12月29日(日)、コミケ63・2日目』
『2002年12月30日(月)、コミケ63・3日目』
『2003年8月15日(金)、コミケ64・1日目』
『2003年8月16日(土)、コミケ64・2日目』
『2003年12月28日(日)、コミケ65・1日目』
『2003年12月29日(月)、コミケ65・2日目』
『2003年12月30日(火)、コミケ65・3日目』


♪ Koukei's Diary 2003/11-2004/07 ♪
07月03日 19万ありがとう&表紙入稿
07月01日〜07月02日 しばらくお待ちください
06月30日 文庫に公開投稿予告状。
06月29日 うれしさも 中くらいかな 人大杉解除(字余り)
06月28日 しばらくお待ちください
06月27日 大杉くんについて
06月26日 性別表記がなくなってました
06月25日 再録の意義って
06月24日 こうけいははるこちゃんのご回復を願っています
06月23日 サトエリさんは直木賞をめざせ
06月22日 白薔薇クーデター
06月21日 週刊わたしがおにいちゃん
06月20日 アリスっぽい普段着でサンクリ
06月19日 “アキラ”の出る幕はありませんでした
06月18日 マグカップは計画3の思い出
06月17日 見慣れないアドレスから
06月16日 わたしはゲイではありません
06月15日 マイナーチェンジ
06月14日 企画の切れ目が……
06月13日 先輩とぼく2
06月12日 該当作ではないけど
06月11日 りおおとひとみとりさ
06月10日 美雪とアキラのように
06月09日 SPAMメールでジョークが読める
06月08日 7年ぶりのローマ字ブロック
06月07日 編集会議
06月06日 鉄な週末の最終日
06月05日 女性料金
06月04日 90分真剣勝負!?
06月03日 とうとう男の子が決まっちゃいました
06月02日 お歳は言わぬが花
06月01日 コミケ当落検索、今回の場合
05月31日 祝・夏コミ当選
05月30日 2に危機か
05月29日 母さん本当は女の子がほしかったのよー
05月28日 白薔薇・ずれの清算
05月27日 エロなしでも、こんなことができる。から10年
05月26日 お騒がせしてすみません
05月25日 レンタルサーバ注文
05月24日 りさとさとえり
05月18日〜05月23日 しばらくお待ちください
05月17日 祝・サンクリ24当選
05月16日 新品そのまま
05月15日 年貢の納め時かと思ったのに
05月14日 あのTS作品の末路
05月13日 新作にラストスパート
05月12日 バースデーメッセージを考える
05月11日 まゆまゆは健在なり。天川さんは?
05月10日 ワインを返して
05月09日 メイクも筆が命かな
05月08日 タイのソムタム
05月07日 姉弟入れ替わり、ひっそりと連載終了
05月06日 クラ○ド
05月05日 散財
05月04日 待ち人来たらず
05月03日 有明の同人誌即売会に行ってきました〜スーパーコミックシティじゃないけど
05月02日 『涼風さつばつ』を練り直そうか
05月01日 男の子確定へのカウントダウン!?
04月30日 Cレヴォとビッグサイト
04月29日 レヴォで再会
04月28日 レヴォ前日
04月27日 『TLS−S』OVA第3話
04月26日 直木賞最年少
04月25日 キャラフェス東京
04月24日 『先輩とぼく』おそるべし
04月23日 トマトジュースヨーグルト+?
04月22日 唐突ですが、トマトジュースヨーグルト
04月21日 ポップアップ広告
04月14日〜04月20日 しばらくお待ちください
04月13日 TS企画の灯が、またひとつ。
04月12日 また一歩、当選に近づいた
04月11日 いろいろありましたけど「計画3」
03月29日〜04月10日 しばらくお待ちください
03月28日 新大陸は勘違い。のはず。
03月27日 学園祭とコミケにはMTFがお約束?
03月22日〜03月26日 しばらくお待ちください
03月21日 キラメロから3年、そして小麦ちゃん
03月20日 冬の戻りというより早めの梅雨のような
03月19日 ママ母、パパ父
03月18日 これもオフ会
03月17日 女装更衣室
03月16日 ボブカットと吊り目とセーラー服と
03月15日 昔の名前に戻ってました
03月14日 サンクリ23本番
03月13日 臨時休業
03月12日 そんな名前の女優さんがいました
03月11日 サンクリのために
03月10日 君が望むTS!?(アージュのゲームとは無関係です)
03月09日 レヴォも参加確定
03月08日 計画が埋まる
03月07日 二条乃梨子さんの心境がわかりました
03月06日 熊本と鹿児島に行ってきました
03月05日 ベタでもいいから『とっかえプリンセス(仮)』
03月04日 熊本にはじまり熊本に終わる
03月03日 女装&性転換同人誌即売会!
03月02日 乙女ゲーみたいな表紙
03月01日 元は親友、今は恋人
02月29日 たまとマナマナ
02月28日 母親あわてる
02月27日 きみのぞ、きみぼう、くんぼう
02月26日 ギャルゲーの呼び名を変えよう?
02月25日 Vライブにならない理由
02月24日 動き出す、やっと
02月23日 新聞部姉妹
02月22日 2月22日日曜日、きらめき中央公園
02月21日 色は白けれど肩幅が
02月20日 ヲチも無駄ではなかったかしら
02月19日 今日は穂村愛美さん(『君が望む永遠』)の誕生日です
02月18日 ようこのようは芙蓉のよう!
02月17日 16万HITありがとう&退社会話
02月16日 当選率9割でもうれしい
02月15日 『ゴー学☆R』第6話
02月14日 こうけいは『ステディ×スタディ』を応援しています
02月13日 今年初のブルーム
02月12日 コミケの次は契約更新書類
02月11日 萌黄色がくる?
02月10日 大仕事完了
02月09日 迷うアンケート
02月08日 浅草から渋谷へ
02月07日 該当作が登場したゾ〜アニメにおける声入れ替わりの考察
12月26日〜02月06日 しばらくお待ちください
12月25日 飛ばしてごめんなさい&コミケのお知らせ
11月13日〜12月24日 しばらくお待ちください
11月12日 男装の麗人とはいうけれど
11月11日 TSシミュレーター占い?
11月10日 郵送とWEB検索・冬の陣
11月09日 終電で出て、初電で帰る
11月08日 果報は寝る前にやってきた
11月07日 TLS−SボーカルコレクションCDレビュー
11月06日 『接着戦隊ハガレンジャー』。いや、『錬金戦隊』?
11月05日 久しぶりに
11月04日 あっさりラーメンレビュー
11月03日 買い物記&こってりラーメンレビュー
11月02日 珊瑚さんがみてた
11月01日 さわやかなオフ会のガイドライン@大阪


2004/07/03(土)19万ありがとう&表紙入稿
19万HIT突破しました。アクセスしてくださったみなさま、ありがとうございます。
20万HITでは久しぶりのお祭りをやってみようかなと検討中。

今日は印刷所に夏コミ合わせの同人誌(2冊)の表紙データ入稿に行ってまいりました。
印刷サンプルとして見せていただいた同人誌、特にマリみて小説本になかなかおもしろい本があったかも。


2004/07/01(木)〜2004/07/02(金)しばらくお待ちください
しばらくお待ちください


2004/06/30(水)文庫に公開投稿予告状。
本日は朝からリンク工事をいたしました。
林田りんださん(=奈月ここさん)、keiさん(桃井はるこ、お姉さまエンターテイメント関連)、ペンペンTシャツさん(これまた桃井はるこ関連)のページに。

さて本題にまいります。
「少年少女文庫」の運営委員のみなさん、そして読者のみなさん、ごぶさたしてます。
わたしが文庫に最後に投稿してからもう2年もたつのですね。今ではすっかりROM状態。
ただいまわたしは、本当にひさしぶりに、文庫に投稿するための作品を書いてます。わたしとしては珍しい(?)長編連続ものになりそうですが、まずは第1回を清書しています。
自分のホームページを持って以来、基本的にわたしは(一部の寄贈作品を除いて)新作を書いたら自分のところで最初に発表しています。
けれども、今回の作品は特にできるだけ多くのひとに読んでいただきたいので、まずは文庫で発表しようと決めました。いずれわたしのサイトにも同じものを載せる予定ですけど。
今週末には第1回を文庫に送信できればとおもっています。
どうかおたのしみに。


2004/06/29(火)うれしさも 中くらいかな 人大杉解除(字余り)
どうやら2の人大杉騒動も一段落したようだ。
スクリプトを組みなおすことで、鯖の負荷を軽くすることに成功したらしい。わたしがよく読んでいたcomic4やgame6鯖も、もう人大杉ではない。
6月27日の日記に紹介した「大杉くん」の出番も減ったと思われ。

しかし、久しぶりに読んでみるスレッドは、概ね進行が遅い。1ヶ月ぶりのスレッドとの再会のうれしさも、中くらいといったところ。
人大杉状態ではそもそも鯖が重いので、2専用ブラウザだろうと書き込みの失敗が多くなりやすいのではないか。
それに加えて、人大杉状態で読むひとが少ないとみなさんの書き込みの意欲も鈍るのだろう。

今回の騒動のおかげでわたしは2への依存性を低くすることができたのかもしれない。
今後とも頼りになるのは、sports2鯖とbook3鯖くらいかも。


2004/06/28(月)しばらくお待ちください
しばらくお待ちください


2004/06/27(日)大杉くんについて
2のつく有名掲示板の一部鯖(サーバ)における、汎用のブラウザ(IEなど)で書き込みが読めない「人大杉」状態も長期化してまいりました。
人大杉でも2専用ブラウザをインストールすれば読み書きできるのですが、鯖が重い時間帯には専用ブラウザでも書き込みができないことがしばしば。
さらにわたしは、専用ブラウザでなければ閲覧できないサイトがあること自体が好ましくないと思うわけで。

そんなことを考えていたら、「大杉くん」なるサイトを発見しました。
ここは、サイト内のフレームか何かに2専用ブラウザと同様の機能(read.cgiを使わずdatファイルをそのまま読み込む)を取り入れることにより、2専用ブラウザをインストールする必要なく、汎用ブラウザで大杉くんのフレーム経由で人大杉状態の掲示板を読むことができるのです(書き込みは不可能というわけではないが確実性はないらしい)。
わたしは2ではほとんどROM状態なのでこれで十分です!
もちろんこのサイトにも欠点はあります。「大杉くん」を置いてある鯖自体が重くなったらおしまいです。しかし幸いにも、わたしが大杉くんにアクセスしたときは、そのような体験をせずにすみました。


2004/06/26(土)性別表記がなくなってました
昨日のことですけれど、参院選の投票券が郵送されてきました。
でも、よく見るとなんだか今までとは違うのです。
性別表記がなくなってました。

去年の衆院選のときは、投票券に性別表記があったはずです。
だから、MTFで投票に行ったわたしは、名簿照合のときちょっとだけ気まずい思いをしました。結局無事に投票できたのですけどね。
それが今回は性別表記廃止とは! すごいよ東京都某区選挙管理委員会。大英断ですね。

これで、7月11日はMTFで堂々と投票に行けそうです。
照合用の選挙人名簿のほうには性別表記があるのかもしれませんけど。


2004/06/25(金)再録の意義って
『連想ゲーム21』をアップしました。
この作品、ちょうど3年前に少年少女文庫さんに発表したものなのです。

わたしが自前のホームページ「こうけい。オルグ」を持ったのが翌年の2002年。それ以来、文庫に発表していた自作を次々とこちらに再録していきました。
当時は文庫の作品検索機能が現在ほどは便利ではなく、埋もれた旧作品を掘り起こすのはかなりの難儀でした。ですから、自作を自前ページに再録するということは、文庫にしかない状態では読まれにくかった作品を読んでもらいやすい環境に置くことになるため、かなり意義のあることだったのですよね。
けれども『連想〜』は再録しそびれました。特に理由はありませんけれど。

そうこうしているうちに文庫のほうも進化を遂げました。
今では「こうけい」と入力すればわたしの投稿した作品がずらりと表示されます。もちろん『連想〜』も。
自前ページへの再録の意義は、2年前よりは薄れているかもしれません。

それでも、自分で発表した作品はあらためて自分の手元のページに置いておきたいのが人情なわけで。
文庫掲載時にはTSフィクションそのものすら知らなかったひとが、今回の再録ではじめて読んでくださる可能性だって十分あるわけで。
そして、文庫とわたしとの新しい関係を前に、古い関係を清算したいともおもうわけで。

新しい関係……ご期待ください。


2004/06/24(木)こうけいははるこちゃんのご回復を願っています
桃井はるこちゃん、本当に「入院」。過労がたたったようです。
わたしの掲示板にも案内の書き込みをしてくださったペンペンTシャツさんのブログ日記を読んでびっくり仰天です。
今年春のキャラフェスやドリパに出演しなかったのも、そのころから体調不良があったからなのかはわかりませんが。
とにかく、はるこちゃんのご回復を祈ります。
「一日も早く」などとは申しません。元気になってくれればそれでいいのです。

『入院』といえば、はるこちゃんは(UNDER17ではない)もう6年くらい前にそんなタイトルの美少女ゲームの主題歌を歌ってましたね。


2004/06/23(水)サトエリさんは直木賞をめざせ
来月は芥川賞・直木賞両賞の候補作の発表、そして日をおいて受賞作の発表です。
そこでわたしは言いたいことがあります。
文学者をめざす(?)グラビアタレントとして有名な、サトエリこと佐藤江梨子さんが直木賞をとればいいのに。もちろん『気遣い喫茶』が受賞作ということで。

わたしが4月26日の日記に書いたように、直木賞受賞者の最少年齢は22歳10ヶ月。
サトエリさんは1981年12月生まれですから、最年少記録を更新するチャンスは今年の夏が最後です。
彼女は芥川賞のほうをねらっているようにも見えますが、こちらは最年少記録が20歳を切っています。いまさらサトエリさんが芥川賞をとっても、話題性はあまりないでしょう。
でも直木賞なら話題性は十分です。キューティーハニーの実写映画よりもずっと(爆)
それに、『気遣い喫茶』は短編集ですので芥川賞よりも直木賞のほうが傾向に合いますしね。

アイドル作家ブームよ、どこへ行く。


2004/06/22(火)白薔薇クーデター
唐突ですが『マリア様がみてる』(『マリみて』)考察を。
現在(チャオ・ソレッラ時点)の『マリみて』には三つの懸案があります(勝手にわたしが懸案にしただけですが)。
一つ目は、祐巳の妹がだれになるか。
二つ目は、由乃の妹がだれになるか。
そして三つ目は、来年度の白薔薇さまがだれになるか(志摩子さんが二年連続なのか、それとも乃梨子になるのか)。
特に一つ目の懸案については、一部掲示板で論争が巻き起こっているようです。
わたしは、それらの懸案を放置したままでストーリーを進めることができる、ドラスティックな解決案を考えてみました。

祐巳と由乃の妹が決まらないまま来年度の薔薇さま選挙の時期がやってきて、来年度の三薔薇さまには現在の二年生三人が立候補して順当に信任投票になるのかと思いきや、唐突に乃梨子が白薔薇さまに立候補します。
「志摩子さんだって二年生で薔薇さまになったんですから、私だってなってもいいじゃないですか」と言いながら。
思えば、一見平穏に見えるマリみて世界でも、かつて「黄薔薇革命」やら「蟹薔薇(ロサ・カニーナ)の乱」やらといった嵐が吹き荒れたことがあります。
ならば今回はいわば「白薔薇クーデター」でしょうか。
しかも乃梨子だけでは終わりません。瞳子が黄薔薇さま、可南子が紅薔薇さまにそれぞれ立候補します(瞳子と可南子の黄と紅は逆でもかまいません。わたしはこの点には特にこだわりがありませんので)。乃梨子が瞳子と可南子の仲をとりもち、三人そろって来年度の薔薇さまを目指すのです。
乃梨子たち三人が当選すれば、三薔薇さまの学年が統一されるので有意義でもありますよね。
志摩子さん、祐巳、由乃の三人は当然、どうすればいいのかと焦ります。
さてこのクーデターはどう決着がつくのでしょうか?

今野緒雪先生ならばこんな殺伐たる展開にはしないだろうと信じております(苦笑)


2004/06/21(月)週刊わたしがおにいちゃん
見たいもの。『週刊わたしがおにいちゃん』。
「の」ではなく、「が」である。

第1号のテーマは、例えば「憑依」。兄が妹に憑依したという設定をモチーフにした、小説や漫画やイラストやフィギュアなどが集められている。
2号以降は、兄が妹に変身したり、兄と妹が入れ替わったり、兄が妹の皮を被ったり、兄が妹の体に脳移植されたり、兄が平行世界では妹になっていたり……。
つまり、さまざまなシチュエーションのTSを紹介する「兄妹TS週刊本」である。

どこかでだれかが思いついていそうなタイトルだけど、それはそれ。

もっとも、タイトルには偽りがあるかもしれない。
「わたしがおにいちゃん」とあるのに、「妹が兄に憑依する」わけではないからだ。
上にあげたTSシチュのうち「わたしがおにいちゃん」状態になるのは「入れ替わり」くらいか。
けれどもそれでいいのだろう。元ネタの『週刊わたしのおにいちゃん』にしても、「おにいちゃん」をモチーフにした漫画とかの本ではないのだから。


2004/06/20(日)アリスっぽい普段着でサンクリ
サンシャインクリエイション(サンクリ)24の当日。
朝4時半に目が覚めて、それから4時間かけてコピー本1冊とサークルペーパーをひねり出す。
台風が近づいているというのに、外はかなりの青空で、おまけに気温も高そうだ。
そこで、かねてから準備をしていた、夏用の新しい服装でイベント会場へ向かうことにする。

スカートではなくパンツルックで同人誌即売会に行くなんて、もう2年ぶりくらいかもしれない。
といっても“男装”で行くのではない。
トップスはフリルつきの白いキャミソール、それに黒いカーディガンを羽織る。ボトムはタイトなピンク色のパンツ。光りもののついたシルバーのサンダル。
どうみても、男性とはいえないような服装だ。
この服装、実は『マリア様がみてる』のキャラクター、アリスをイメージしたものである。そう、『涼風さつさつ』18ページにある「白いフリフリのキャミソールに、赤いパンツを穿いて、ミュールをつっかけていた女の子」。わたしの服装とはディテールに違いはあるが、安全の見地(ミュールよりサンダルのほうが転びにくいし、カーディガンは紫外線防止用だし)とか、手に入らなかったアイテム(赤いパンツ)もあるとかいうことで(苦笑)
サンクリはコスプレ禁止なので、この服装はあくまで「マリみてのアリスっぽい普段着」である。
……やっぱり“男装”なのかしら?

池袋に着くと、暑いだけでなく風が強い。特にサンシャインの近くはビル風がものすごい。
こんなときは、スカートをはいてこなくてよかったとおもう。フリルがまくれるのにはまいったけれど。
書き忘れていたが、このフリルつきキャミソールは4月3日の名古屋オフで買ったものである。

「お姉さまエンターテイメント」(サークル名は敬称略。以下同じ)とは前回の3月のサンクリに引き続いてお隣りである。
もう一方のお隣りの「GetReady!」も、机の上にならんでいた本は、前回のうちのもう一方のお隣りのサークルさんに委託されていたような。
つまり、置かれた本だけを見れば、2回続けてわたしの両隣が同じサークルなのだ。
奇遇なのか。いや、サンクリでのトゥルーラブストーリーサークルの少なさを考えれば当然だ。特に今回はわたしの「民輝書房」と両隣だけなので(爆)
両隣のサークルさんとは、あいさつを交わしたり新刊や旧刊を交換したりで終始友好的に過ごす。
おかげで、今回“買った”トゥルーラブストーリー本はゼロ。物々交換で手に入れた本は両隣から1冊ずつだけど(爆)

午後は、サークルブースを同行者の河内君に任せて(今回はいつもの加藤君は欠席です)お買い物に出る。
『マリみて』スペースでは、「怨念バッテリー」の岡田桃子さんや「ココナッツブレス」の奈月ここさんに、今日の服装を説明する(カーディガンは脱いで)。おふたりともすぐにアリスとわかってくださった。
岡田さん「こうけいさんって肩幅も狭いですね。うらやましいです」。奈月さん「パンツはピンクのほうが似合ってますよ」。おふたりとも恐れ入ります。
別のマリみての女性サークルで本を買ったら(祐麒×祐巳本です)「女性のかたに買っていただけてうれしいです」、といわれてしまう。本心では、「女性のかたと言っていただけてうれしいです」と答えたかった。けれどもそう答えたらおしまいなのよね。
それにつけてもわたしの今日買ったマリみて本5冊のうち、花寺本が2冊で祐麒×祐巳本が1冊、残り2冊が蓉子さま本というのは、世間(同人誌世間)のマリみて趣味の本流から見ればかなりヘンかもしれない。
乃梨子本もほしかったんだけど、いい本が見当たらなかったのよー。

ともかく、次回サンクリ(9月19日)の申し込みも会場で済ませて、無事にイベントの閉会を迎えたのである。みなさんおつかれさまでした。
帰りは風はやや弱くなったものの蒸し暑さは相変わらずであった。


2004/06/19(土)“アキラ”の出る幕はありませんでした
うちの「日高美雪」(冷汗)は母親との電話対談に臨みました。
サンクリを翌日に控えて、心の整理もきちんとつけるため(関係ないか)。
詳しくは6月10日の日記をどうぞ。さらに詳しくはもうひとつのわたしの日記を。

結論から言えば、結婚相談所の話は無くなりました。
わたしが「女性と結婚するつもりはありません」と言った時点で。
「広印アキラ」こと某脱毛サロンの店長さんの名前を出すまでもなかったのでした。

これでとりあえずはひと安心なのか。
とにかく明日はサンクリだ。


2004/06/18(金)マグカップは計画3の思い出
昨日のことになるが、ジョナサンに行ってきた。
食事をしてきたわけではなく、マグカップを受け取りに行ったのである。

発端は、4月11日の「計画3」のあと、サークルスペースを手伝ってくださった梅屋敷美智子さんとおふたりで食事をしたときに店から1000円につき1枚でもらったチケットだ。ちょうどジョナサンでは、このチケットを集めれば景品がもらえるキャンペーンをやっていたのである。
それにプラスして、偶然(?)その店ですれ違った相川なるさんからもチケットをいただく。計7枚。これでマグカップと引き換えできる。
食事をしたらチケットがもらえるのは5月16日までで、チケットと景品との引き換え期限は5月23日まで。もしかしたら(4月11日以降に)ジョナサンで食事をしてチケットが増える(そうすればもっといい景品と引き換えできる)機会があるかもと、5月16日までは引き換えずにいた。

結局はジョナサンを使う機会はなく、チケットは7枚で確定したのでマグカップと引き換えることに。5月20日に店に(4月に行った蒲田店とは別)行ってみたら、わたしと同じことを考えていたひとが多かったようで、景品は品切れで再生産中とのこと。
しかたがないのでチケットを店に預ける。景品が入荷したら店から電話連絡があるとのことだった。
そして待つこと1ヶ月弱。先日、ようやく電話連絡があったので、マグカップを受け取りに行った。

マグカップそのものはあっさり手に入った。
底がくびれていてやや背が高いタイプのカップで、白地に丸ナスかトマトをかたどったような模様がちりばめられている。これなら普通に食卓にも並べることができそうだ。
美智子さんやなるさんには、あのときのお礼を兼ねて一度お見せしたい。

それはともかく、景品が品切れになった余波は店頭に現れていた。
受け取った景品には応募用紙がついている。この用紙をジョナサン店頭の箱に入れて応募すれば、抽選で旅行や食事券などが当たるダブルチャンスプレゼントキャンペーンがあったのだ。
このダブルチャンスキャンペーン、本来の応募締め切りは5月23日。つまり、景品の引き換え期限と同じ日だ。ところが景品の受け取りが大幅に遅れたものだから、ダブルチャンスキャンペーンの応募締切日もそれに合わせて6月半ばまで延びていたのである(苦笑)
さらに困ったことに、「A賞」(1等)は石垣島旅行なのだが、旅行実施の期日はすでに6月末からと決まっていたのだ。そのため、A賞希望者だけは延期された締切日がB賞(ティーセット)C賞(食事券)の希望者よりも数日早くなっていた。そんな不整合さも、景品品切れの余波らしいといえようか。
わたしはどの賞にも応募しなかったけれど(笑)

ジョナサンは現場ではなく本部が“すかいてんぷる”だったのかもしれない。


2004/06/17(木)見慣れないアドレスから
数日前、アクセスログをチェックしていたときのこと。
こんな見慣れないアドレスからのアクセスがあった。
確かめてみると、そこはクロエさんというひとの、「入れ替わり雑記ログ」なる日記ページの、4月12日の日記。
女装&性転換少年オンリー同人誌即売会「計画3」のレポートがありまして、わたしの名前がリンク付きで「こうけい」としっかり出てたんですね。
紹介してくださったクロエさん、どうもありがとうございます。
アクセスログは、そこをクリックしてくださったかたのものでしょう。

その日記によれば、「入れ替わり形の性転換を扱った作品はおそらくこうけい氏の作品くらいのようだった。」そうで。なるほど、当日わたしがチェックしきれなかった作品にも、入れ替わりTSはなかったわけですね。
でも、クロエさんのようなひとに目をつけてもらえただけでも、入れ替わりTS二次創作『トランス・ラブストーリー』や『涼風さつばつ』を持っていった甲斐がありました。
「TSFのような特殊志向の発表媒体は相性としてウェブの方が向いてるのかもしれませんな。」だそうで。わたしもある程度同意。
同人誌即売会の一般的なジャンルは、パロディの元作品やキャラの属性(巨乳とかメガネとか、「計画3」でも目立った“ふたなり”とか)で分類されています。「入れ替わり」とか「TS」とかいうジャンルはストーリー展開による分類ですので、こうした一般的なジャンル分けを横断するものになってしまいます。だからふつうの即売会では、入れ替わりやTSを扱ったサークルが集まって配置されるということが、まずありません。TSFがウェブ向けであるといわれる理由のひとつはそこにあるのでしょうね。
「計画3」はそんなジャンル分けの傾向に一石を投じたのですけど、まだまだ即売会の歴史が浅いですからね。次回「計画4」ではどうなることか、注目してみましょう。
もしかしたら、オフラインにもTSFの居場所ができるかもしれません。

開設日の4月4日の日記を読むと、クロエさんの以前のペンネームは「おさる」さんだったそうで。ということは、その昔「TSちゃんねる」の「日記」板で時々日記を書いていた、あの「おさる」さんが自前サイトで本格始動したのでしょうね。歓迎します。

ということで、17日になりましたけど、クロエさんのメインページである入れ替わりマニアックスにリンクを張らせていただきました。


2004/06/16(水)わたしはゲイではありません
こちらの日記にも書いたことだが、kimiechan.orgの鯖にime.nuからの大量アクセスあり。2関連からのものであることは間違いない。
ログの中にはケータイからの直接アクセスもあったので、アクセス元の2のスレが判明した。
「http://love3.2ch.net/test/read.cgi/gay/1083723125/」の959番以降(今はdat落ちしています)。よりによって同性愛板のゲイ用“おかず”画像紹介スレッドだなんて。
リンクされているわたしの画像ページはこちらです。わたしの持っている焼きそばパンが男のひとのアレに見えて、ゲイのかたの興味をそそったのでしょうか(冷汗)


2004/06/15(火)マイナーチェンジ
背景画像をスクロールさせない方法ってあるんですね。

わたしのサイトはほぼ各ページに「こうけい.org」の背景(いわば地紋?)が入っています。
けれども、背景と上の文字が重なると、ときには文字が読みづらくなることもありえます。
だからといってページをスクロールさせても読みやすくはなりません。文字に合わせて背景も動いていたからです。

けれども、ふと思い立ってぐぐって調べたら、bodyタグに「bgproperties="fixed"」と書き込むだけで背景画像がスクロールしなくなる(固定される)ことがわかりました。
(cssのスタイルシートでも背景画像をスクロールさせない指定は可能なのですけど、今回は使いませんでした)
ということで、トップページと日記ページ、そして最近アップした二作品のページ(作品解説ページ含む)にこの属性を設定してみたのでした。

あと、これまで背景色に使っていたtransparent属性(背景色が透明になる)も極力使わないようにしました。
というのは、先日わたしが自分の古いパソコンのIE3.02を使って自分のホームページを見てみようとしたら、背景色が濃い青になってしまって見られるものではなかったからなのです(冷汗)
調べてみたところ、transparent属性というのは3.02以前の古いIEや、ちょっと前までのNNなど一部のブラウザでは通用しないのでした。
自分のパソコンで自分のホームページがまともに見られないとなると、現在使っているノートパソコンのほうに不具合があったときに困りますね。ということでtransparentをやめて、この日記ページは白一色の背景にしたのです。
transparentはキレイだったし、背景画像を固定したおかげで背景と文字が重なって見づらくなることもなくなったのだから、もっと使いたかったという未練はあるんですけどね……。

なお、背景固定の件にしても、transparent中止の件にしても、特にどなたかから「背景画像のために文字が読みづらい」とかいったご指摘があったわけではなく、単にわたしが自発的に直してみようとおもっただけです。


2004/06/14(月)企画の切れ目が……
雑誌『ラズベリー』が休刊だそうで。

先月、『ゴー学☆R』など多くの連載記事を終了させて、さあいよいよリニューアルかと思われた矢先の、休刊。
現場ではリニューアルでテコ入れが可能と思っていたけれども、出版社の上層部が首を縦に振らなかった、といった事情でもあるのでしょうか。

せっかく『Z』の制作が決まった『小麦ちゃん』の連載記事も、これにて強制終了です。
まあ、わたしには『Z』なんてどうでもよかったけどね。

企画の切れ目が雑誌の切れ目ということで、合掌。


2004/06/13(日)先輩とぼく2
日は出たけれどもカラッと晴れたせいかあまり暑く感じなかった日。
美容院へ行って、カットとカラーリングとトリートメントを一式やってきました。

では本題に入ります。
『先輩とぼく2』買ってひととおり読みました。
わたしの第1巻のレビュー(4月24日の日記)もご参照ください。

主人公の「ぼく」と再会した幼なじみの女の子が、主人公がTSして女性になっていることに気づいて嘆き悲しむ、というシチュエーションは、いい意味でお約束どおりなのですけれど……、直後に順応するのも別に結構なんですけど……。
「お姉さま」と百合に走りますか。へえ。
これも最近のトレンドと割り切るしかないのでしょうか。

あと残念なのは、TSしてある程度時間が過ぎたら「当然系」に移行して、主人公が周囲から弄られるだけの存在になっていることでしょうか。
入れ替わり物のはずなのに入れ替わり物のセオリー(体だけでなく、名前も生活環境もすべて入れ替える)を無視して、あえて変身TS物のようなストーリーを取り入れたことは、1巻の時点では成功していたのですけど、2巻になると裏目に出たような気がします。主人公が初めから女性であるように振舞って、周囲もそれを当然のように受け止める「当然系」になりがちという、長期シリーズにわたる非可逆変身物の宿命からは逃れられなかったといえます。
やっぱり、ある意味で「少年少女文庫」的な作品なのかもしれません。

それでも、幼なじみと幽霊関連の話が最後にはきれいにまとまっていたところは、よかったですね。
主人公の「ぼく」が幽体離脱能力を持っているという、第1巻の時点ですでに持て余されていたとおぼしき設定が、ここにきてうまく生かされたといえましょう。わたしも読んでいて胸がすっきりしました。

あと、やっぱり気になるのは「先輩」と「ぼく」との年齢差。
2巻でも相変わらず、「先輩」と「ぼく」の肉体年齢はほぼ2歳差だと書かれています。わたしが第1巻のレビューで指摘した、4月1日生まれのひと(「先輩」がそうです)の学年についての設定は、直ってませんでした。
ということは、『先輩とぼく』の作品内時空では、福沢祐麒(『マリア様がみてる』)や鎧衣尊人(『マブラヴ』)や面堂終太郎(『うる星やつら』)はそれぞれ、福沢祐巳や白銀武や諸星あたるより1学年下になる、と解釈するしかないのでしょうか。

さすがに3巻は出なくてもいいかな、って気がしました。


2004/06/12(土)該当作ではないけど
おともだちふたり(ひとりはMTF、もうひとりは男性ながらMTFに理解あり)と、有楽町へおでかけです。
ロリ服がいっぱい出てくる映画として一部では話題の『下妻物語』を観るために。

黒系じゃなくて、白やピンクの甘系ロリ服が多かったですね。
劇中で「フリルやレースがいっぱいのお洋服」という表現はあっても「ロリ服」という言葉がなかったのは、スポンサーのBABYブランドがロリ服とかロリータとかの言葉をお嫌いだからなのかもしれません。
ロリ服よりも、主人公の友人「イチコ」さんの80年代まんまなレディース暴走族ファッションのほうがインパクトありました。珍走団どころかチーマーなんて言葉もなかった時代のスケバンでしたねえ。現代だったら、ヘビメタやパンク系の黒ロリファッションをしていそうなタイプなのでしょうが。
この映画って、ロリータファッション啓蒙映画のように見せかけておいて、実は80年代回顧映画なのかもしれません。
そういえば、深田恭子さん扮する主人公の名前が「桃子」というのは80年代の暴走族漫画『ハイティーン・ブギ』のヒロインからとったようにおもえてきました。

桃子はロココ趣味なはずなのにお部屋内BGMやケータイの着メロがヨハンシュトラウスのワルツなのが変といえば変です。あれって19世紀のオーストリアでしょう。ロココとは時代も場所も少々ずれているような。
まあ、ロココっぽい優雅な雰囲気はありますけれど。

鉄道ファン的には下妻を走る関東鉄道の車両(気動車です。桃子が劇中で「電車」と呼んでいるのは、なんでも電車と呼ぶ一部非鉄なひとのお約束を再現しているのでしょうね)が一切出ないのがさびしいですね。ホームや駅舎の内部は出てくるけど、あれがホンモノなのかセットなのかは不明。
劇中のセリフに「常総線」という言葉はあっても「関東鉄道」という言葉がないのも謎。「関東鉄道常総線」が正式な名前ですから常総線と呼ぶのは間違いではないのですが。関東では私鉄の線区名を社名をつけずに呼ぶことがしばしばある(例:東武東上線を単に「東上線」と呼んだり)のでその類かと思ったのですけど、もしかしたらそうではなくて、関東鉄道が撮影に協力してくれなかったのかも。だったら残念なことですね。

同人誌即売会でのロリファッションの多さを考えてみれば、桃子の聖地を代官山から有明に変えて、桃子をロリ服好きで“やおい”同人誌好きの少女という設定にしてみても、似たようなストーリーができそうにおもえるのはわたしだけでしょうか。
TS「該当作」ストーリーへのアレンジができそうには、おもえませんが。

妙な映画でした。観た後味はよかったですけれど。


2004/06/11(金)りおおとひとみとりさ
先輩とぼく2、ようやく購入。
けれどもレビューは後日にとっておく。

小説家の“りおお”こと島本理生さん(6月7日の日記参照)が、同業者の金原ひとみさんと共に、女性ファッション雑誌「non−no」に載っていたとの情報を聞きました。
若手女性作家(アイドル作家)ブームということで、島本さん&金原さんが雑誌でモデルをやっているのでしょうか? だったら「すごいよnon−no」!
でもさすがにそれはハズレ。
「今注目の小説家ってこんなお仕事」という特集に、島本さんと金原さんがインタビューつきで1ページずつ紹介されている、という形式でした。内容はまあ無難なものですね。

ただ、気になるのは、特集ページの扉には「今年1月の芥川賞受賞者のふたり」、つまり金原ひとみさんと綿矢りささんの写真が載っていたことです。現在世間から注目されている若手女性作家といえばまずこのふたりですから、扉に載せるのは妥当といえましょう。
けれども本文で大きく紹介されているのは、綿矢さんではなく、島本さんなのでした。
non−noは本音では金原さんと綿矢さんのふたりを取り上げたかったのではないでしょうか。金原さんの活動の中心はnon−noと同じ集英社ですから、こちらはすんなりと載せられた。けれども綿矢さんサイドからは取材を拒否されたため、島本さんにお鉢がまわってきたのでは? と、余計な詮索をしたくなってきます。

金原さんは受賞第一作を出しました。
島本さんも新作についてあちこちの雑誌(『編集会議』など)で語っています。
雑誌への(きちんとした取材記事での)露出も、このふたりのほうが多いです。
綿矢さんは、出惜しみをしてると、忘れられてしまうのではないでしょうか。


2004/06/10(木)美雪とアキラのように
アージュのサイトをチェックする。しかしトップの絵はマブラヴDVD−ROM版の告知のまま。
「栗林みな実タンお誕生日おめでとう祭り」は、今年はなかったのである。
……まあいいか。
(2004年6月25日追記:栗林みな実さんのお誕生日、実は6月11日でした。
おもいっきり1日間違えてました。す、すみません……。
わたしはどういうわけか「桂木綾音さんと同じ日」と覚えていたのです。
でも、今年は11日にもアージュのサイトのトップの絵は変わらなかったのでした)

ということで、『トゥルー・ラブストーリー』第1作の桂木綾音さん、お誕生日おめでとうございます。
わたしは去年は彼女にはお世話になりました。なにしろ、勝手に彼女を男と入れ替えてしまったんですから。

さて本当の本題。
今日は某脱毛サロンに行ってきた。
脱毛の終了後、そこの店長さん(男性。ただしMTFには理解あり)との会話。
(笠倉出版社版『ヒロインくん』(よしかわ進・作)の166〜167ページのシチュエーションをご想像ください。わたし=日高美雪。店長さん=広印アキラ)
わたし「わたしと婚約してください」
店長「な、な、なな……」
わたし「ねえ、いいでしょ? お兄さまあ……というのは冗談ですが」
店長(ドタッ)
わたし「わたし、親にやたらと結婚相談所を勧められて困ってるんです。かたちだけでも婚約しとけば、もうそんなことしないでしょ。時期をみはからって婚約を破棄してもらえばいいんです」
店長「なるほどウソの婚約するわけね」
わたし「でも、残念だわ〜。わたしの体が女だったら店長とホントに結婚しちゃうかも〜っ」
婚約はともかく、これに似たような会話をしていたのであった。

そんな会話で時間が過ぎたせいか予定のリズムがずれて、帰りに買おうと思っていた『先輩とぼく2』を買い忘れてしまった(爆)


2004/06/09(水)SPAMメールでジョークが読める
あやしげな英語タイトルのSPAMメールももう飽きた。
最近は、ファイルが添付されたいかにもウイルスメールなタイプは減ってきて、純粋な意味での販売宣伝用SPAMが目立っているような。特に、薬品やら大学の学位やらの販売が多い。

そんな、ふだんは開かずに捨てるSPAMメールではあるが、偶然1通開いてみたら、おもしろいものがあった(添付ファイルはついてないし、html形式で外部オブジェクトを勝手に参照するメールでもないようなので、一応安全だと判断した上でのことです)。
メールの中に、高校の英語のリーダーの教科書あたりに載っていそうな、英語の小噺が書いてあるのだ。
例えば、こんな内容の。

Nasreddinという人物が木の枝に乗ってのこぎりでその枝を切っていたら、通りがかりの男が「このままではおまえは落ちるぞ」と告げる。Nasreddinが構わず枝を切り続けていたら当然のように地面に落ちた。驚いたNasreddinはさっきの男を追いかけて言う。「あなたは予言者だ、わたしがあとどれくらい生きられるのか教えてくれ」。

その後も数通、似たようなメールが来た。小噺も違うものが書いてあった。
共通する点は、タイトルが"source"で終わること。発信元の名前やアドレスは毎回全然違うものだった。おそらくは偽装だろう。

タイトルが"source"で終わる、添付ファイルのないSPAMメールが来たら、捨てずに要注目かも。


2004/06/08(火)7年ぶりのローマ字ブロック
今回の夏コミ(コミケ66)でのわたしのサークルスペースは「東Q−14a」。
そういえば、わたしのサークルが東ホールのローマ字ブロックになるのはずいぶんと久しぶりなのではないか。
思えば1997年の夏コミ、コミケ52以来かもしれない。

コミケのサークルスペースの命名法則は、有明で行われるようになってからは、東123ホールがA〜Zとア〜サ(ローマ字とカタカナ)、東456ホールがシ〜ロ(カタカナ)、西12ホールがひらがなを使うようになっている。
そして、わたしはどういうわけか、東456ホールか西ホールに配置されることが多かったのである。

確認してみた。
コミケ52では確かに(東123ホールの中の)東2ホールでローマ字ブロックだった。
コミケ53は落選、54は東456、55は落選、56は東456、57は落選、58は東456、59は東456、60は西、61は落選、62は西、63は東456、64は落選、65は西。
わたしが落選した回も含めて、わたしのジャンルであるギャルゲーCS系は東456(とりわけ東5)か西に配置されることがほとんどだ。コミケ52のときはわたしは別のジャンル(アニメ少女)だったため、配置ホールが違っていたのかもしれない。

それが今回はどういう風の吹き回しか、ギャルゲーCSが東123となり、おかげでわたしもローマ字ブロックとなったのである。

7年ぶりの夏が来る。


2004/06/07(月)編集会議
書店に行ったら、見覚えのある人と出逢った。
いえね、直接面識あるひとと直接逢ったという意味じゃなくて、文芸書の著者近影で顔を見たことのあるひとが意外な雑誌の表紙になっていた、といいたいだけ。

そのひとは、“りおお”こと作家の島本理生さん。高校時代に芥川賞候補になったとか、20歳(史上最年少)で野間文芸新人賞をとったとかで注目を浴びたひと。現在は21歳(雑誌には「20歳」と書いてありますが、取材時はまだ20歳だったのでしょう)の大学生です。
雑誌は『編集会議』7月号。
納得。ここは表紙モデルに大胆なひとを起用するところですから。少し前(花田編集長の就任直後)は各雑誌の編集者をずらり並ばせた写真を表紙にしたこともありましたし。

ページを開くと、6ページにわたる島本さんへのロングインタビューが載ってました。
お題は「負け犬と呼ばれる現代の若者」についてのものなのですが、途中から島本さん個人の話題に移っていき、若くして文学賞候補に選ばれることについての考えなどが語られています。
「私自身は年齢が全面的に出ることに違和感があります。ただ、そのことで得をしている部分も多いのですが」だそうで。
もちろん、島本さんのイイタイコトは、若さとかいった作家自身のことではなく純粋に作品自体で勝負したい、ということなのでしょう。
けれどもわたしには別の受け止め方もできました。“若手アイドル作家”には「年齢」と「ルックス」というふたつの付加価値があります。けれども島本さんの場合、例えば綿矢りささんや金原ひとみさんと違いルックスが(中略)なため、どうしても年齢の付加価値が大きくなります。そんな彼女が言うからこそ、説得力のある言葉かもしれません。

このインタビュー、“アイドル作家”についてのいい研究資料になりましたね。
もちろん資料だけでは終わらず、島本さんを通じて、わたしの創作活動への姿勢を再確認することもできたのですが。


2004/06/06(日)鉄な週末の最終日
本日は勝田駅から茨城交通湊線に乗車。新車の37000系気動車。
乗客はロングシートが埋まるくらいには乗っていた。途中の那珂湊でほぼ降りて、ここから乗ってくるひともそれなりにいる。
しかしみなさん磯崎までに完全に下車。終点の阿字ヶ浦に降り立ったのは、知人とわたしのふたりだけ。折り返しで乗車したのも(以下同文)。
磯崎−阿字ヶ浦間の存在意義って、海水浴シーズンだけなのだろうか。阿字ヶ浦には旅館街があって、ちゃんと人が住んでいるのにねえ。

勝田駅に戻ってから知人の車で近所の史跡「虎塚古墳」を散策。古墳の周りは草むらだった。
知人宅に戻ってテレビを見ていたら虎塚洋介という俳優がマンションの9階から飛び降りたけど草の上だったので一命をとりとめたとか。そりゃ窪塚か。

651系使用のスーパーひたちで帰京。行きのE653系では体験できなかったデッドセクションでの照明切れを堪能した。


2004/06/05(土)女性料金
現地の知人(鉄っ気が強い。MTFの気もあり。ただし地元ではあくまで男性。TS創作小説の関係者ではありません)の家で起床。
知人の車に乗って茨城県北部(袋田の滝や竜神大吊橋)を観光したあと、常北太田駅へ。もうすぐ廃止と噂される日立電鉄に、わたしひとりで初乗車。車体はもとの営団1500系(銀座線を走っていたもの)で、車内にはしっかり営団マークつき扇風機が残っていた(笑)
鮎川で降りて10分ほど待っていたら知人の車が到着した。知人曰く、国道6号が混んでいたという割には、電車との所要時間差が短いとのこと。廃止もむべなるかな。

夜は知人とふたりでしゃぶしゃぶ食べ放題レストランへ。
ここは男女別料金制のため、伝票に性別が書かれるのだが、果たして「男性1名、女性1名」。
胸をなでおろす。
ただ、残念だったこともひとつ。TS小説だったら、女性料金を払った直後にホントウの女性にTSしてしまうのだろうが、現実にはそんなことはなかったのであった。


2004/06/04(金)90分真剣勝負!?
本日は新作『真剣もし』の完成が近い。
すでに下書き状態にはなっており、あとは清書するだけの状態だ。
けれども今夜からの週末は、常磐線に乗って2泊3日で勝田のほうまで行くことになっているのである。現地では(一応ノートパソコンは持っていくけれど)執筆活動は難しくなりそう。
ということで、本日の夜のうちになにがなんでも新作を完成させなければならない。

荷物を取りに帰宅して自宅で作業するも10行ほどしか進まず。
新作の命運は車内作業へとゆだねられた。
上野駅17番ホーム。フレッシュひたち61号。
21時25分、乗車。となりの席のサラリーマンが缶ビールを開けるのを横目で見つつ、発車直前の21時28分からノートのキーボードをたたく。
21時30分、上野発。22時04分、となりの席のひとは佐貫で降りていった。22時20分ごろ、清書を完了する。それから見直しをしたり更新履歴や作品一覧表の書き直しをやったり。
22時50分、水戸に到着。停車中に接続を確保して、AirH”でアップロード開始。22時51分、アップ中に水戸発。緊張の一瞬だが、それでも接続は途切れない。間もなくアップが完了する。
22時55分。感想掲示板のほうに新作アップの報告を書き込んでいたら列車は勝田駅のホームへとすべりこんでいた。無事に全作業を完了してわたしが電源を切ったのは、停車とほぼ同時のことであった。
あとは悠然とノートをかたづけてホームへと降り立つだけ。
駅名どおり、真剣勝負に勝ちました。


2004/06/03(木)とうとう男の子が決まっちゃいました
『電撃G’s magazine』を買う。
読者参加企画『ストロベリー・パニック!』はさらに大刷新が続いてます。
3つの学校それぞれの百合ストーリーに加えて、各校独特の行事の紹介もあります。
はじめは大風呂敷を広げすぎたのではと思われた設定も、ようやく固まりつつあるのかもしれません。
体操服のトップスが、襟やタイがついていたりカフスがチェック柄だったりと妙に凝った現代風デザインなのに、ボトムがブルマーだというのが、いかにもギャルゲー雑誌らしいのですが(冷汗)

わたしにとっての本命は、もうひとつの読者参加企画『ウルトラC!』。
先月号を読んだときの予感どおり(5月1日の日記参照)、あっさりと男の子が確定しちゃいました。よってこの企画は終了です。
「コミック編は次号も続きます」とのコメント文がありました。漫画家さんとの契約では、企画がもう少し長持ちすることを想定していたのでしょう。

男の子が確定したのは四姉妹の末っ子の小学4年生。
いちばん若くて第二次性徴が始まってないため、読者には男の子であると思いやすかったのでしょうか。
わたし的には……4人とも男であってほしかったですね(笑)。ただし「今の体は男」なだけ。あくまでSRSを前提としたプレオペMTFであってほしかったです。ないものねだりだとわかってますけど……。
ともかく、連載おつかれさま。

TS(TV?)企画の灯が、またひとつ消えました。
これでしばらくはG’s買わなくてすむか(爆)


2004/06/02(水)お歳は言わぬが花
ふと思いついた。語呂が似てるもの。
“こんのおゆき”(今野緒雪。小説家。代表作は『マリア様がみてる』『夢の宮シリーズ』『スリピッシュ!』)と、
“こんのゆうき”(紺野遊季。ゲーム『トゥルーラブストーリー3』のキャラクター。中学3年生でソフトボール部所属)。
だからどうってことはないんだけど。

あえて共通点を探してみると、紺野さんはヘアスタイルがツーテールということかしら。『マリみて』の祐巳に近い髪型です。
でも性格は祐巳とは逆で、お姉さんタイプでしょうね。
祐巳が(聖さまに)羽交い絞めにされる側なのに、紺野さんは(佐伯さんを)羽交い絞めにするんですから。

今野緒雪先生、お誕生日おめでとうございます。
一方で、紺野遊季さんのお誕生日はゲームシステム上不定なんですよね。4つの日付からランダムで選ばれるのでした。少なくとも6月2日ではありません。


2004/06/01(火)コミケ当落検索、今回の場合
昨年の日記(6月4日・5日11月10日)にも書いた、コミケの当落検索について3度目の考察をしてみます。

今回のコミケ66の場合、WEB検索は、公式発表では6/1(火曜)から開始とのこと。
しかし実際には、5/31(月曜)の19時過ぎから始まったようです(わたしが直接確認したわけではなく、報告を聞いたのみですけど)。
郵便のほうはセオリーどおり(?)5/29の土曜に東京から投函され、週明けの5/31には北は北海道から南は沖縄まで届いたと聞きます。
※ここでいうセオリーとは、土曜に投函すれば、日曜に配達がないため東京から近いところも遠いところもおおむね月曜に配達されることとなり、配達時期の地方格差を可能な限り小さくすることができる、ということを意味する。

つまり、郵便はもっとも地方格差を小さくできるような時期(月曜中)に配達され、月曜の夜になっても届かなかったひとのためにWEB検索が役に立った、ということですね。
わたしの理想にいちばん近い検索開始時期だったのではと思います。
CD−ROMカタログ用データの集まり具合については、わたしの知ったことではありませんが。


2004/05/31(月)祝・夏コミ当選
帰宅したら、窓付きの水色封筒が出迎えてくれていた。
8/15(日)、東Q−14a(東2ホール)。民輝書房(みんきいしょぼう)。

コミケ当選うれしいな。
さあ今回は何を出そうか。
まずは『トゥルーラブストーリー』4作の比較考察本『のかりや』ですね。昨年冬コミで出した『みきかる』に敢えて書かなかった「幼なじみ比較」ネタをはじめとして、書きたいことはいろいろあります。
そしてもう一冊は『マリア様がみてる』小説本『涼風さつばつR(仮題)』です。
4月11日の即売会「計画3」に出した『涼風さつばつ』の大幅増補改作版ですけど、祐巳と祐麒の入れ替わり以外にもだれかとだれかの入れ替わりを入れて、実質的に新作というべきストーリーになる予定です。
『涼風さつばつR(仮題)』は小説本らしく文庫サイズで出そうと考えています。小さいから在庫がかさばらなくてすむし(冷汗)


2004/05/30(日)2に危機か
ここ数日、2のつく掲示板が騒がしい。
世間で大ニュースが続発したこともあるが、それだけではなく、2自体に危機が発生しているのである。
ひとつはDNSサーバのドメイン認識機能更新問題(いわゆる5・29危機)である。
生のIPアドレスとドメイン名(koukei.orgとか*.2ch.netとか)を結びつける機能についての契約が、この5月29日で切れるとのこと。切れてしまうと「*.2ch.net」と打ち込んだだけでは2にアクセスできなくなってしまうのだ。
契約を更新しなくては。しかし……。
詳しくは2の運用情報板をごらんください。

5・29危機のほうをなんとか乗り切ったあとには、今度はサーバ(鯖)の過負荷問題が深刻に。
わたし個人的には、特にcomic4鯖(同人コミケ板やコスプレ板が入っている)が人大杉状態なのがつらい。それもコミケ当落発表という祭りの時期に。
2専用ブラウザを導入すれば読み書きできるということはわかっているけど、汎用のブラウザで見られないのはそれだけで癪なものなので、専用を入れる気にはならないのです。
しかたがないから人大杉状態でないsports2鯖の同人イベント板を読んでます。ほかにもわたし同様の境遇のひとがそれなりにいますけど、やっぱり同人コミケ板に比べると淋しい。
このまま夏コミ終了までcomic4鯖の人大杉状態が続くようなら、わたしはきっぱりと2から、少なくとも2の同人関係板から手を引くかもしれない。そうすればそれで時間が浮いてうれしい一面もある(苦笑)

DNSサーバといえば、この日は私事でも作業をおこなった。
わたしのドメイン名の認識先のDNSサーバを転送ドメイン用のサーバから新たにレンタルした普通のサーバに変更したんだけど、「koukei.org」はうまくいったのに、「minkyshobo.com」はうまくいかない。どうしてよ。
しかたがないからminkyshobo.comのほうは当分の間転送ドメインのままにしておくことにしました。
30日夜から31日昼間にかけてminkyshobo.comにアクセスしようとしてできなかった方々、どうもすみません。

なお、実体サーバもkoukei.orgにしたといっても、このサーバ上にあるファイルはフレームだけです。
従来は転送アドレスがフレームだったのですが、それを実体サーバのフレームに変えただけというところでしょうか。
本体は今までどおりniftyのサーバに入れてあります。従来との連続性を保っておいてトラブルを少なくするためとか、ぐぐって実アドレスにアクセスしたひとが「ページがみつかりません」になるのを防ぐためとかいう理由です。


2004/05/29(土)母さん本当は女の子がほしかったのよー
ぼやいてみる。

「母さん本当は女の子がほしかったのよー」。
TSフィクション(特に男→女の変身物)のお約束なセリフである。
うらやましい。
わたしが実の親からそんな言葉を言われることは、まずなさそうだから。

わたしにはふたりも純女性の妹がいる(兄や姉や弟はいない)。ふたりとも純男性(おそらくは)と結婚している。一方は出産もしている。
わたしの親は、娘を持った醍醐味を十二分に堪能しているはず。
いまさら三人目の娘がほしいなんて思うだろうか。それもあとふたりより年寄りな娘を。
それよりも、残ったひとり“息子”にとっとと結(ry

ぼやいてみた。


2004/05/28(金)白薔薇・ずれの清算
唐突ですけど『マリア様がみてる』について語りましょう。
「白薔薇」の学年のずれについての話です。

周知のとおり、現在(最新作・チャオソレッラ時点)での紅薔薇さま(祥子さま)と黄薔薇さま(令さま)は3年生、しかし白薔薇さま(志摩子さん)は2年生です。
一代前は紅白黄全員が3年でした。しかし、そのとき白薔薇さまである佐藤聖さまが、当時1年生だった志摩子さんを1学年飛ばして妹にしたために、次の代(現在)では学年がずれる結果となったのです。

三人の薔薇さまというのは生徒会長に相当する地位。それを3年生と2年生の両方が務めるというのは、どんなものなのでしょうか。
生徒会長というと、イメージ的には最高学年の3年生が務めるものという印象があります。けれども生徒会長を2年生が務める高校は珍しくありません。当の『マリみて』世界内でも花寺学院がそうです(生徒会長は2年生の祐麒)。3年生は受験勉強や就職活動で忙しくなるという見地からでしょう。前後期制をとる高校の場合、前期は3年生、後期は2年生が生徒会長というところも少なくないはずです。わたしの出身高校がそうでした。

とはいえ、リリアン女学園の場合はお嬢様学校で進路にあくせくしない校風のはず。多くの生徒が優先入学でリリアン大学へ上がります。最高学年が生徒会長というのが自然ではないでしょうか。おそらくは一代前のみならず、大方の代で最高学年が三薔薇さまを務めていたはずです。

志摩子さんは、本人や周囲がどの程度意識しているかはともかくとして、イレギュラーな薔薇さまといえます。
遅かれ早かれ、学年のずれの清算があるのではないでしょうか。
では、どうやって。

志摩子さんが2年生と3年生の2年間薔薇さまを務めるのでしょうか(この場合、志摩子さんの卒業後に3年生になった乃梨子が白薔薇さまになる)。
それとも、志摩子さんの妹の乃梨子が2年間薔薇さまを務めるのでしょうか。
いえ、どちらも乃梨子の性格上難しそうです。彼女のことですから、3年になったら「受験勉強に専念します」と言って薔薇の館から引退するようにおもえます。

ひとつ解決方法を考えてみました。
乃梨子が同学年から妹をつくればいいのではないでしょうか。
その妹が、乃梨子とは『銀杏の中の桜』以来のマリみてシリーズ最古キャラ仲間の瞳子か、高等部から入学組仲間の可南子か、さらなる別人物かはともかく。
乃梨子が2年生で白薔薇さまになり(志摩子さんは引退。称号はどうなるんでしょう。「白薔薇のつぼみ」ならぬ「白薔薇の実」か、単純に「白薔薇の姉」か)乃梨子の妹がつぼみに、乃梨子が3年生で引退して妹が白薔薇さまに。これでいいんじゃないでしょうか。
同学年から妹なんて、スール制度の掟破りですけれど。


2004/05/27(木)エロなしでも、こんなことができる。から10年
PCエンジン版『ときめきメモリアル』(第1作)が発売されて、本日でちょうど10年になります。おめでとう。
かなしいことに、『ときめきメモリアル』(『ときメモ』)シリーズの現状について、景気のいい話はあまり聞かれません。
けれども、現在のコンシューマーギャルゲーのほぼすべてが、直接または間接的にこのゲームの影響を受けている(いた)ことは間違いありません。
第1作登場の当時はエルフやアリスソフトやアイデスのPCエロゲーが幅を利かせてました。そんな時代に「エロなしでも、こんなことができる」ことを教えてくれた『ときメモ』は、やっぱり偉大だというべきでしょう。
もっとも、その後のコンシューマーギャルゲーとPCエロゲーとのパワーオブバランスは、必ずしも『ときメモ』に都合よくは動きませんでしたけど。

関係ないけどわたしの近況報告。この秋のコミックレヴォリューション(Cレヴォ)の申し込み書、本日無事に発送しました(^^)
23区内の集配局から出したから、28日の締切日(コミケ等と違い、この日必着です)にはまず間違いなく届くことでしょう。届かなかったら怒るよ。


2004/05/26(水)お騒がせしてすみません
どうした風の吹き回しだろう?>わたし
当日のうちにこの日記を書くなんて、半年ぶりのことではないか。
でも今日は、書くのを急がなければならないわけがあったのだ。
それでは本題へと移ろう。

うぐぅ。
5月24日の日記に書いた(実際に書いたのは今朝のことなのですが)、『綿矢りさと美少女文学“萌え”案内』という本は、発売されてません。というか、発売されないのでした。
それで、一昨日昨日今日と書店に行っても、森博嗣本と北村薫本しか置いてないわけね(爆)

詳しくは、この本の企画者さんの日記ページの4月16日(ttp://d.hatena.ne.jp/ykurihara/20040416)をごらんください。彼に合わせる顔がないので、直リンはしません(冷汗)
わたしが企画者さんにだまされたわけではなく、企画者さんが版元に袖にされたらしいです。彼としては、別の出版社から声がかかれば本にしたい意向のようですね。

ともかく、わたしは日記で恥をかきました。鬱だ。
1ヶ月前に企画者さんの日記を読んでさえいれば……。
わたしのページを見て、こんな本があるのかと本気になさったかたがもしもいらっしゃったら、謝ります。申し訳ありません。

でも同時に、この事件が逆にネタとして使えるんじゃないかと思ってしまうのが、オンラインアマチュア作家のあつかましい性(さが)なのでした。


2004/05/25(火)レンタルサーバ注文
4月21日の日記に書いたことを実行に移す。
どめいん屋ねっとにて、「koukei.org」と「minkyshobo.com用の実体レンタルサーバの契約手続きを行ったのである。
一両日もすれば設定が完了するはずだ。そうしたらサイトの設定を変えてみよう。
まあ、変えるといっても、「koukei.org」や「minkyshobo.com」にアクセスすれば今までどおりページが見られることに違いはないような変え方になるはず。
それでももしかしたら、みなさんにご迷惑をおかけするかもしれません。


2004/05/24(月)りさとさとえり
思うことがあって、というか、わたしの新作の参考資料にしたくて、『綿矢りさと美少女文学“萌え”案内』(宝島社)という本を探す。
ところが、本日発売と聞いたのに見当たらない。売り切れたのか?
どの書店をみても、宝島社発行の作家フィーチャー本で目につくのは、これまた新刊の『森博嗣本』ばかり。
(04年5月26日21時追記:上記の綿矢りさ本は発売されません。5月26日の日記を見てね)

さすがに森博嗣に用はないので(関係者ならびにファンのかた、失礼します)、別の棚に目を移す。見つかったのが、『気遣い喫茶』(佐藤江梨子・著、扶桑社)。
こちらの本は半年前に出たものだけど、これまた思うことがあって最近欲しくなった。しかし、何軒もの書店を探しても、ちょっと古い本のためかなかなか見つからない。著者のひと(通称:サトエリ)は今でもタレントとして大活躍中なんだけどねえ。
それが、ここリブロ池袋パルコ店(思えば数年前は三省堂書店だった)でようやく発見できたのであった。
サトエリさんはこの本を単なるタレント文集としてではなく文芸作品としてみてほしい意気込みだったようだ。けれども、少なくともリブロ池袋パルコ店では、文芸書(女性)のコーナーを見ても、佐藤亜有子や佐藤多佳子の本の近くに「佐藤江梨子」と書かれた背表紙はなかったのである。
そこで棚の反対側を見ると、あわれというべきか、それともやっぱりというべきか、タレント本のコーナーに『気遣い喫茶』がありましたとさ。内容は思ったとおり、ウン、すごいネー!! サトエリ文体って。

「りさとさとえり」、逆から読めば「りえとさとさり」。回文にはならない。“綿矢りえ”だったらよかったのに、とか書いてみる。


2004/05/18(火)〜2004/05/23(日)しばらくお待ちください
しばらくお待ちください


2004/05/17(月)祝・サンクリ24当選
6月20日のサンクリ24当選。うれしい。
今回は15%ほど落選があった模様なのでなおさら。
会場はDホール(文化会館2階)とCホール(文化会館3階)の2フロア。いつも使っているAホール(ワールドインポートマート4階)が使えないため、参加できるサークル数が減ったからである。

わたしのジャンルはもちろん(?)トゥルーラブストーリー(TLS)
新刊には、ゲーム『ハッピーレッスン』さながらに『TLS−S』に登場する女の子たちが主人公の母親だったら(主人公の父親の再婚相手になったら)どうなるか、という考察を載せてみようかと構想中です。というのは、『TLS−S』の主人公は幼いときに母親を亡くしているので。
その本はともかく、夏コミ当落の告知の場になることも間違いない。


2004/05/16(日)新品そのまま
実家に行く。正月以来。
こちらでは着ないような服を着て。

実家で入浴する。
親に服を洗濯してもらう。
「この服新しいねえ」
「新しいの買ってるから」
言い逃れる。
するとこう返される。
「この間来たときと同じくらい新しいよ。新品そのままじゃないの」
ぎくっ。
そこで別の話題に移ったけれど。


2004/05/15(土)年貢の納め時かと思ったのに
ラズベリー第16号についての話の続き。

3月21日の最終話上映会とファイナル(?)ライブ(詳しくはこちらをどうぞ)も終了した『小麦ちゃん』。
イベント当日の、なんとも中途半端な盛り下がりぶりを見たり、ゲームやアニメ最終話の評判を聞いたりすると、シリーズ“〜終了〜”状態になるのも致し方なさそうである。
この作品、ラズベリー誌上でも毎号4ページの特別扱いで紹介されていたけれど、誌面のリニューアルもあることだし、作品本編ともども紹介ページも年貢の納め時か?
と思いつつ当該ページを繰ってみると、小麦ちゃんの新シリーズ『マジカルてZ』が制作開始、だって。

もう知りません。
願わくは二代目小麦ちゃんの“中の人”が桃井はるこでなければ完全に見切りをつけることができるのに。


2004/05/14(金)あのTS作品の末路
本日朝、『ファイナルアンサー』アップ。
カウンターにもてきめんに反応が現れたようで。

ところで本題。
ラズベリー第16号買った。
『ゴー学☆R』読んだ。
萎えた。

6ページも使っていながら、前号の予告どおり内容は総集編と、作者4人へのQ&Aページだけ。
前号のラストで主人公は、学友たちに自分の正体を打ち明けようとした(4月13日の日記参照)。ということは今号ではストーリーのエピローグが載っているのではないか。そう期待したのに、そんなものはなかったのである。
つまり、あのカムアウト寸前止めでストーリーは完結というわけ。

まあそういう寸止め演出というのは一般的にはありでしょう。わたしが本日発表した『ファイナルアンサー』だってそうなんですから(笑)
でもね、総集編で5ページとる暇があったら、エピローグを1ページでも載せてほしかったというのがわたしの本音です。せっかく前回の最後で、幼なじみの女の子がカムアウトを勇気付けてくれたのだから、作者さんも勇気付けられてほしかった(苦笑)

あと、これが最後になるはずの読者投稿が載ってなかったのも淋しい。
夏冬の『エロゲー博』(コミケ企業ブース)で発売された小冊子(わたしは持ってない。というのは買いに行ったときは売り切れていたからである)のストーリーのあらすじも再録されていたのはうれしかったけど。

とにかくこうして兄妹入れ替わりTS企画が終了いたしました。
一応、おつかれさまでした>作者と編集者のみなさま

こうも中途半端な終わり方をされると、わたしはなんだか同人誌で『ゴー学』補完ストーリーでも書きたくなってくる。
でも書いたところで、元ネタがわかるひとはほとんどいないだろうと考えると、乗り気がしないというのが本音。『マリア様がみてる〜涼風さつさつ』を元ネタにした『涼風さつばつ』(オンラインでは未発表)はもちろん、『トランス・ラブストーリー』よりも、元ネタがわかるひとは少ないだろう。


2004/05/13(木)新作にラストスパート
今日の夜はなんだか調子がいい。
半月前から下書きを重ねてきた短編『ファイナルアンサー』が完成できそうな気がする。
もうすぐ週末、新作をアップするにはいいタイミングだ。注目度の高まり方がより大きくなるはずだから。
23時ごろから断続的に作業を続ける。5キロバイト、7キロバイトとストーリーが長くなる。
日付が変わり、いつもなら睡魔に襲われる時間になるが、今日は「もうすぐ完成だ」という励みが“覚醒剤”になるのか、どうにか眠りに陥らずにすむ。
それでも重くなってきたまぶたをこすりながらキーをたたき、14日の午前3時ごろに、ようやく完成したのであった。
あとはひと晩寝かせて、朝にもう一度見直すとしよう。
落ち着いた目で見れば、今は気づいてないミスに気がつくかもしれないから。

わたしが小説の新作をネットにアップするのは、これが今年初めてである(冷汗)


2004/05/12(水)バースデーメッセージを考える
広瀬のぞみさん(『トゥルー・ラブストーリー』第1作(TLS1))、お誕生日おめでとうございます。

わたしは、ひいきのゲームキャラといえども、日記のなかでことさら誕生日おめでとうと書く芸風は持ち合わせていません。
だからといって、そのキャラの誕生日を忘れている、ということでもないのです。
自分がどの程度ひいきにしているキャラまで「おめでとう」を書けばいいのかとか、書いたキャラと書かないキャラの間に引いた線が一人歩きして、いつの間にかわたしの脳内で深い溝になりはしないかとか、いらぬ心配に襲われてならないからです。
逆に、自分の知っているすべてのゲームのすべての(誕生日を知っている)キャラについてバースデーメッセージを書くというのも、それはそれでおもしろい芸風ではありますが、労多くして実りが少なそうに思えますしね。

わたしが日記にあらたまって、「○○さん、お誕生日おめでとう」と書くこともあります。でもそれは、単にそのキャラの誕生日である以上の特別な意味がある場合(例えば、そのキャラを枕に別の話題を書きたい場合とか)なのです。

とまあそういう事情を説明する目的もあって、今日はTLS1ののぞみの誕生日を祝うことにいたしました。
それに、山道浩司さんにも民輝書房のほうの掲示板で促されてしまいましたものね。


2004/05/11(火)まゆまゆは健在なり。天川さんは?
アージュのサイトに何気なくアクセスしたら、トップページ「玉野まゆさん(『君が望む永遠』の登場人物)お誕生日おめでとう」のメッセージ。ああ、そういうキャラもいましたねえ(玉野さんファンのみなさま、失礼しました)。同じ“すかいてんぷる”店員だとわたしには大空寺あゆさんのインパクトが強すぎるため、玉野さんのほうは陰が薄く思えてしまうんです。

この日のアージュのサイトのアクセス数はおよそ12万。6日前(5月5日)の榊千鶴さん(『マブラヴ』)のお誕生日と比べてみても遜色はない。5日は祝日だったから11日は不利なのではと思いきや、かなりの健闘ぶりでしたね。
見くびってごめんなさい>玉野さん

さて、アージュサイトの次回の誕生日おめでとうメッセージは、去年の例に倣えば6月10日の栗林みな実さんになりそうだ。このひとはゲームのキャラクターではなく、アージュお抱えの声優兼歌手のひとなので、なんとなくもにょるのだが。
ゲームキャラに限定すれば次は6月26日の天川蛍さんだけど、去年のこの日はおめでとうメッセージがなかった。彼女がすでにお亡くなりになっている人だからといってもあんまりなのではないか。さて今年はどうなるか?


2004/05/10(月)ワインを返して
近所のコンビニ「フレンドマート」がつぶれていた。
1週間前には、まだ元気なように見えたのだけど。
あまり見ないチェーンの店だったので、営業力が弱かったのだろうか。

お酒、特にワインの品揃えに力を入れていた店なので、なくなったのはとりわけ痛い。特に、サントリーライトワインチル(アルコール7%で飲みやすい)が確実に買えたのはあの店だけなのに。

跡地は女子高生向けのアクセサリー屋さん(池袋あたりにもある)になる模様。
ワインを返してよ。


2004/05/09(日)メイクも筆が命かな
中野にある某脱毛サロン主催のメイク講習会に参加する。
終わったあと、参加者数名で中野サンモール商店街にて化粧用具のお買い物。つまりは本日の講義の復習である。
リップ用、コンシーラー用、アイシャドウ用……。筆ばかりをたくさん買ってきた。


2004/05/08(土)タイのソムタム
代々木公園で行われた「タイフードフェスティバル」に行ってきた。去年と同じように。

今年初めて食べた料理の中では、「ソムタム」という青パパイヤサラダがものすごく辛かったことを特筆しておこう。
ふつうパパイヤといったら日本人は赤いものを思い浮かべるので、青いパパイヤとはどんなものかと興味を持って注文してみたのである。
ところが、お皿の中のどこにも、青パパイヤとおぼしき物体は見当たらない。赤いピーマンやキュウリのようなものは見えるが。日本にもあるキュウリ入りサラダに似ているような気がするが、もしかしたらわたしがキュウリと思っているものが青パパイヤなのか?
とにかく一口。
辛い。とても辛い。
となりの屋台であわてて買ったプーケットビールで口直しをしながらなんとか食べきったのであった。


2004/05/07(金)姉弟入れ替わり、ひっそりと連載終了
「モーニング」で連載されていた入れ替わりTV(TSではない)漫画『おとこ女おんな男』(阿部秀司・作)が終了しました。

双子の姉と弟が服装と通う学校を取り替えて生活するというのは、ゲーム『ツインズラプソディ』とか大昔の漫画『ユキとケイのとっかえ大作戦』とかにも通じる普遍的な(?)シチュエーションだったんですけどね。
姉の学校で授業中に問題に答えられなかったため、教師(女性)に目をつけられた弟が、休日に男モードで外出してるとその教師に出会い、入れ替わりのことを秘密にしたまま教師の自宅に連れられて、そこで教師の趣味がSMだと誤解して、恐怖のあまり逃げ出してしまって、そこでお話はおしまい。

はっきり言って、ストーリー的には完結していません。典型的な打ち切りパターンです。

残念でしたけど、ともかく、連載おつかれさまでした>阿部秀司先生


2004/05/06(木)クラ○ド
5日のドリームパーティーのレポートに書き損ねたことを書いておく。
クラナド、おっと違った(お約束)クラウドのブースに寄ってみたところ、あの超有名(?)TS美少女ゲーム『Xchange』シリーズの第3弾『Xchange3』が出るそうな。そういう告知のポスターが貼ってあった。
残念ながらチラシは手に入らなかったが。

TSしてしまう主人公は前2作と同じ「相原拓也」。前2作で通っていた学園を卒業して今は大学(?)にいるのだが、またもやTSの悲劇(喜劇?)に巻き込まれてしまうとのこと。
原画家さんも前2作と同じ。一時はメーカーと原画家の間で良からぬ噂を聞いていたものだから、どうなることかと思ったが、見慣れた絵がまた見られるのはひと安心である。
こちらのサイトによれば、モニターも募集してるそうで。
最高落札価格9200円、最低落札価格4600円、締め切りは6月21日。どなたか応募しませんか? わたしはご遠慮させていただきますけど(爆)

それにつけても大学生ですか。
わたしが思うに、この題材で同一キャラによるシリーズを引き伸ばすのは苦しそうな気がする。前作でのTSの経験を持っている人物があらためてTSされても、“初々しさ”が足りなくて魅力に乏しいのではないかと。実はわたし、このシリーズは『Xchange2』だけはプレイしたことがあるのですけど(冷汗)、『2』の時点ですでにそのようなきらいがありました。主人公当人も、周囲の人物も、「またTSしちゃったよ」という顔をしてましたものね。
この調子で第4作、第5作が出るとしたら、拓也くんが就職してTSする「トランスOL編」とか、結婚してTSする「だんなさまは魔女編」とかになるのでしょうか(笑)
でもそしたらますますこの懸念が強くなりますね。
第4作(『Xchange4』というタイトルになるかどうかはともかく)では主人公が新キャラクターになってほしいなと、わたしは思ってやまない。


2004/05/05(水)散財
さすがに今日は有明には行きません。近場の池袋を歩き回ることに。
昨日大金(?)を使ったせいか、ますます財布の紐が緩んで、あちこちで洋服やら本やらを買いました。

今年の春は「寒色」とまではいかないけれど涼しい系の色、例えば水色とかライトグリーンとかが流行っているようなので、水色っぽいブルーのスカートをチェック。いつもは冷やかしばかりだった(ゴメンナサイ)「MELS」という店で、よさげなスカートを一枚買ったのでした。

ギャルゲーオタク世間ではこのGWは『CLANNAD』一色で終わったのだろうか。


2004/05/04(火)待ち人来たらず
昨日に続いて、本日も有明ビッグサイトに行ってまいりました。
今日は「ドリームパーティー」。昨日のイベントとは違い、真っ向からの美少女ゲームメーカー展示会の大集合である(ステージイベントやコスプレコーナーもあったけれど)。

本日もチェックのメインはアージュブース。昨日と違いマターリ状態であり、物販コーナーにはお久しぶりのおふたり(ショートヘアーのひと&舞人くん。昨日は見かけなかった)が国連軍軍服コスプレで立っていた。
「君のぞうらない 100円」とあったので、舞人くんに100円を払って箱の中の紙を一枚取り出す。シールをはがすと占いの結果が現れるのだが、……涼宮遙の絵が描いてあった。
その後、すかいてんぷる制服(47000円! でも白陵柊冬服と同じ値段です)を思いきって買う。わたしはすでに某コスチューム製作サークル製のこの衣装を持っているのだが、アージュオフィシャル製品となるとやっぱりほしいのだ。商品の説明のために南風麗魔さん(国連軍軍服ロングスカートバージョンを着ていた)が現れたので、「お久しぶりです」とごあいさつしておいた(というか、わたしの顔を見た南風さんのほうから先にそう言ったのである)。

あちこちのメーカーのブースを見て回る。
無料配布品の充実したS・O・F・Tやオーガストは大混雑ぶり。
フライングシャインは4月25日のキャラフェスに続いてスクール水着を着た女性がチラシを配っていた。
全年齢エリアに足を運ぶと、アニメ魂ブースでは『Wind』TVアニメ化の告知があって、コスプレイヤーさんがチラシを配っていたけれど、これってワンピースのセーラー服で、『マリみて』のリリアン女学園をなんとなく思わせはしませんか?
コスプレコーナーでは去年から何度もお目にかかっているMTFさんがマブラヴ女子制服コスプレをしていた。
そしてわたしも、そのリリアン女学園の制服(持参品)に着替えたのでした。
というのは、先ほど調達したアージュオフィシャルすかいてんぷるコスチュームも着てはみたのだが、サイズが(中略)だったからである。これまで着たアージュオフィシャル品(白陵柊冬服&夏服)はきちんと入ったのに、なんでよ。だからといって返品というわけにはいかないので、背中のファスナーを改造する予定である。それと、パーツのつくり(エプロン背中の小さい羽)に若干の疑問があった。これは後で質問してみることにしよう。

リリアン女学園制服で再度アージュブースを訪れ、エプロン背中の紐の小さい羽が一方の紐にしかついていない点を質問したら、さっきの南風さんとは別の、メガネでロングヘアーの女性のかたが現れて、「これが仕様です。着用すると二本の紐がクロスするから、この羽のあるほうを上にして着て下さい」だそうで。納得。
今思えば、この女性のかたは、いつもアージュブースでお手伝いをやってらっしゃるという、オフィシャルコスチュームの制作者「UNDER GROOVE SOUL」のひとだったかもしれない。今度お逢いしたら確かめてみよう。

そうそう、わたしのホームページの掲示板には山道浩司さんの来場予告があったのだ。
4月25日には待ち合わせ場所時間も決めてないのに遭遇に成功したけれど、さて本日はどうだろうと思いつつ会場をまわるが、発見できず。
TLSグッズ関連であるジーストアブースをチェックしてみる。昨日と同じ女性の売り子さんが、昨日と同じコスパ製マブラヴ制服姿で立っていた。
「るり姉のビッグタオル福袋」(わたしが勝手に誇大表示してみました)も所狭しと並べられていた。山道さんも買ったのだろうか。
結局彼には逢えないまま、16時30分ごろわたしは会場を後にした。
そういえば山道さんにはまだわたしのリリアン姿を見せたことがない。昨年の冬コミでも彼がいらしたのはわたしが私服に着替えたあとだったから。
後で掲示板で聞いた話では、山道さんはやはり(爆)この日にジーストアブースでビッグタオル福袋を買っており、自宅で開けてみたら果たして(爆)るり姉タオルが出てきたとのこと。
やはり「るり姉のビッグタオル福袋」なのかも(爆)

ここで、先ほどはわざと書かなかった、例の「君のぞうらない」の結果を記しておこう。「涼宮遙……車に注意。待ち人来たらず。15分も待たされるようならさっさと帰りましょう」という内容だったのだ(元ネタは言うまでもなく、『君が望む永遠』本編中で孝之を15分待ったために遙が車にはねられたことである)。
待ち人来たらず、か。車には当たらずに済んだものの、占いは当たってしまったのであった。


2004/05/03(月)有明の同人誌即売会に行ってきました〜スーパーコミックシティじゃないけど
「ランブリングトルネードvsちよれん大サーカス2」というイベントのため、有明ビッグサイトまで行ってきた。
ところがエントランスホールに入ると、どういうわけか会場である西4ホールへのエスカレーターは封鎖されている。まさか、イベント中止!? いや、西4ホールのロビーには人だかりがある。
しかたがないのでいったん外に出て、霧雨を浴びながら外の階段を上って屋外展示場経由で西4ホールへ。
そういえばこの日は東ホールで、女性向け同人誌即売会「スーパーコミックシティ」があった(そのせいか、ロリ服系やビジュアル系の服装の女性が目立ってた)。どうやら、そちらと動線を完全に分離するために、エントランスホールからは西ホールに行けないようにしていたようである。
この悪天候の中、なんてことを。

さて「ランブリング〜」イベントの説明に戻ろう。これは『ランブリングエンジェル』『アクエリアンエイジ』というふたつのカードゲームの大会と、アージュなどのちよれん中心の美少女ゲーム(エロゲー)メーカーの展示会とが合体したイベントである。とはいえ、同人誌即売会ブース(ちよれん系作品メイン)やリアル“すかいてんぷる”(『君が望む永遠』に登場したファミリーレストラン“すかいてんぷる”を再現した本物の軽食堂。もちろん店員はすかいてんぷるのコスプレをしている)があったり、ステージイベントコーナーがあったりとごった煮状態の印象があった。

メインのアージュブースの物販コーナーは終始人大杉状態だし、わたしの顔見知りの売り子さんはひとりしか見あたらなかったようなので、遠巻きにながめるだけ。スタッフの南風麗魔さんもお忙しいようで、声をかけることもできず。声優さんや原画家さんのサイン会があって混雑していたものね。
わたしがこの日に会場内で買ったものは、入場パンフレット以外には、同人誌即売会ブースで買った同人誌2冊がすべてであった。気分は同人誌即売会?

コスプレもOKで、マブラヴ制服を着た“悟り系”MTFさん(一部では有名なひとらしいですけれどわたしとは面識がないので名前は出しません。サイトはttp://homepage2.nifty.com/ORANGECRUSH/です)がいたりして微笑ましい。イベントの性格上アージュ系のコスプレが多く、男子制服を着た男性も目立つ。なお、この日はわたしは終始私服でした。

ちよれんとは少し外れるが、わたし的に注目すべきところではジーストアがブースを出していた。イベント趣旨に合わせたのか、「コスパ製の」マブラヴ制服を着た女性の売り子さんが印象的でしたね(ジーストアはコスパ関連のお店です)。本家(アージュブース)の売り子さんは連邦軍軍服になっちゃいましたからなおさら。
4月25日のキャラフェスのときにチェックしておいた「ビッグタオル福袋」は今回も健在。もちろん『TLS−S』のるり姉のタオルも入っているようである。でも買わなかった。

1時間ほど会場にいて、外に出たら、霧雨はきれいに晴れていた。
さっきの苦労はどこへやら。


2004/05/02(日)『涼風さつばつ』を練り直そうか
4月11日「計画3」でわたしのマリみて本『涼風さつばつ』(祐巳と祐麒の入れ替わりTS本)を買っていただいたひと(男性)と、再会する機会があった。
なお、このひとは4月11日の日記内には登場しない人物です。

彼からのアドバイスを受けて、『涼風さつばつ』を改作しようかと検討中。
紙の本の形で発表するか、オンラインで発表するかはまだ決めてないけれど。


2004/05/01(土)男の子確定へのカウントダウン!?
『電撃G’sマガジン』6月号をチェックする。巻頭特集は発売直後の『CLANNAD』で、付録はまだ発売されてない『To Heart2』下敷きだがそれはどうでもいい。

チェックポイント1。『ウルトラC!』
今号は誌上ゲーム課題のない回だとはいえ、2ページだけというのはさびしい。
「次号で男の子確定キャラが登場して最終回」への伏線だろうか。
いっそのこと、全キャラクターとも男の子にしてほしいですねえ(爆)
さもなくば、男の子確定キャラのひとりだけはプレオペで、あとの3人はポスオペ(つまり体はもう女の子)とか。

チェックポイント2。『ストロベリー・パニック!』。
“妹キャラ”3人と、彼女らそれぞれと同じ学校のキャラとの百合ストーリーを計3編。
いつの間にか“兄”の設定は消えてしまったようにも見えるが、“妹キャラ”3人に名字が設定されていないあたりには“兄”の名残が感じられる。
注目すべきは、カップリング投票で下位にへばりついていたメガネっ娘さんへのテコ入れぶり。読者からのイラスト紹介コーナーでも彼女がらみのものを大幅に増やしたし、1ページマンガでは主役を張って髪を下ろしてみたりと大活躍(それでもメガネを外さないのはお約束)。果たしてこれで人気が上がるのか?


2004/04/30(金)Cレヴォとビッグサイト
連休の谷間。月末。暑い。

昨日のレヴォのレポートに書き損ねたことだけど、昨日のビッグサイト、西ホールは使用されていなかったのである。
GWの書き入れ時だというのに。もったいない。
時期的にビジネス系の見本市はないとしても、家族向けや一般人(?)向けのイベントはあってもよかったろうに。それこそ、4月25日のキャラフェスのときに、ブックフェアやら○井のバーゲンをやっていたように。

もしかしたら、他イベントには貸さないというのが、レヴォがビッグサイトを借りるときの条件だったりして(レヴォならぬコミケの場合は「もしかしたら」ではなく実際にそうである。ただしコミケは西ホールも完全に使うから、もったいない感はない)。
ありえることだ。レヴォが使ったのは東1−3ホールだけど、東4−6ホールにしても(実際はサークル数が少なくて東6ホールしか使ってなく、東4−5ホールはシャッターが下りていたけど)レヴォと実質同一団体のやっているコミックルネッサンスなんだし。
でも去年の春のビッグサイトのレヴォのときは、他ホールで別団体のイベント(今は亡き?「キャラクターカーニバル2000」など)があったんだけどねえ。今年は方針が変わったのか。それとも単に、29日にイベントをやろうという団体がレヴォ以外になかっただけなのか。

参考までに、今年秋のレヴォは池袋サンシャインで確定しています。そして来年春のレヴォも池袋だという噂が飛んでいます。
ビッグサイトはレヴォには条件が厳しすぎたのか?


2004/04/29(木)レヴォで再会
有明・東京ビッグサイトで行われたCOMIC REVOLUTION35(レヴォ)にサークル参加してきました。
わたしはレヴォには池袋が会場であってほしかったのですけど、それはこの秋に実現するということで、この春は有明のレヴォを楽しむ。

わたしの本日の新刊はコピー4ページ(冷汗)
さすがにこれでお金をとる気にはなれなかったので無料配布にした。

10時30分、「こ13a」スペースで開場の声を聞く。アナウンスは女性の声だった。池袋のレヴォで聴きなれた「たーだいまからぁ、こぉみぃっくれぼりゅーしょん」の男声でなかったのがちょっとさびしい。
開場直後はいつものように(笑)目の前の通路から人が消えて、マターリと時間が流れるのであった。

相川なるさんやトイペットさん、安島さんや山道浩司さんや「お姉さまエンターテイメント」(サークル名敬称略。以下同様)の月の原さんといった顔なじみなひとびとがスペースを訪れてくれたのだが、本日いちばんの収獲といえば「ココナッツブレス」の奈月ここさんとの再会だろう。
そう、4月11日の同人誌即売会「計画3」で隣のスペースだったサークルの代表さんである。 奈月さんが、わたしと再会できてすごく感激していたのが、わたしのほうとしてもとてもうれしかった。
11日の約束どおりにココナッツブレスの同人誌を何冊もいただいた。わたしからは4ページの新刊しか差し上げられなくて申し訳ないくらい。
しかし、ココナッツブレスが11日に出したという女装少年本(当日は完売したというコピー本。わたしは『マリみて』の祐麒の女装本かと思い込んでいたが、そうではなくオリジナル少年キャラの女装本だった)がもらえなかったのが残念であった。これこそわたしのいちばんほしかった本だったので。そのことを奈月さんに言ったら、「ごめんなさい、コピーし忘れました。6月のサンクリには持ってきます」と言ってくれた。こちらこそわがまま言ってすみません。でも女装少年本ということがわたし的には重要なので。

13時近くになって、売り子をいつもの加藤君に交代して買い物に出る。
昨年冬コミ以来の「はプロン団」や、サンクリでいつもあいさつする「根性食堂」などで新刊を買う。『トゥルーラブストーリー』関連の新刊は少なかったがしかたないか。
今度はわたしのほうから「ココナッツブレス」のスペースにあいさつに行く。今更ながら書いておくと、本日のわたしの服装は赤白チェックのワンピースに、生成りのカーディガン。これは『マリみて』のエピソード『銀杏の中の桜』の中で、二条乃梨子が小寓寺というお寺を訪れたときの服装なのである(レヴォはコスプレ禁止ですけど、この服装はあくまでわたしの普段着ですからね。コスプレではありません)。そのことを言うと奈月さんはまたまた喜んでくれる。わたしが「夏になったらアリスの私服をやります。白いフリフリのキャミソールに赤いパンツの。でも、赤いパンツは見当たらないから、ピンクで代用するかも」と言ったら、奈月さん「こうけいさんにはパステル系のほうが似合って見えますから、ピンクでいいんじゃないですか」と言ってくれた。ほんと、ありがとう。

14時少し前にスペースに戻り、その後はマターリと閉会まで過ごす。
無料の新刊は一応完売(完配?)したのであった。


2004/04/28(水)レヴォ前日
明日のCレヴォに向けてコピー本づくり。
といいたいところだけど、ネタをひととおりそろえた時点で眠くてダウン。
まあいいか、明日は早めに起きて清書すれば。
ページ数はせいぜい4ページくらいだろうけど。
おやすみおやすみ。


2004/04/27(火)『TLS−S』OVA第3話
25日に買った、『TLS−S』のOVA第3話(最終話)を見ました。

ストーリーの大筋は、まあ第1話で予想されたとおり、楠瀬さんの「○○○○編」シナリオに準拠してましたね。
弥子が不憫な役回りだったのもやっぱりということで。
ただし、勇太が「緋菜ちゃん!」と叫ぶまでのテンションの上がり方が不十分のようにおもえました。この点はゲームのほうが上なのでは。

第1話が出たとき(昨年秋)には季節外れな内容と思ったのに、4月だというのに妙に暑いこの時期に出た最終話は、不思議と季節感にマッチしているように感じられるから不思議である。もしかしたら制作者もそれを見越して発売時期を設定したのかも(笑)

第1話第2話では思い切りあった絵柄への違和感も、今回はあまりなかった。とりわけゲームのキャラデザに絵柄が近づいた、というわけではないのだけど。
ゲームとは違う絵柄だけどデッサンがそれなりにまともだったので違和感なく見られたのか。それともわたしの目がこの絵に慣れただけなのか(笑)

最終話だからか、楠瀬さん以外の各攻略可能キャラの出番も、顔出しレベルよりは少し多くなったような気がするのはいいことだ。特に神谷さんはさすが、あれっきりの露出でも十分キャラが立っていた。

舞台考察っぽいはなしをすると、校門の校名板が第1話に続いて再登場しましたねえ。
けれども、そこに書かれている文字列は「久夏高等学校」だけ。第1話では「○立」の2文字があって「○」の部分だけ影で見えないようになっていたのだが、この第3話では2文字そのものがきれいさっぱりなくなっている。
よって、久夏高校が公立か私立かはたまた国立かはわからずじまい。まあ、しかたないか。

某グラビアタレントのトークは今回も強制付属。この場に及んで今更のように「キーワードトーク」(TLS関連のラジオやイベントで声優相手に行われた名物コーナー)を彼女もやった。どうせならそれを1年前にラジオ番組(ウキウキりんこだプー)でやってくれれば、彼女がここまで叩かれることもなかったろうに。

初回限定版のおまけは、桑谷さん&松来さんによるトークCDである。構成はラジオ番組に準じており、内容はグラビアタレントとは雲泥の差。おふたりのトークのハイレベルなテンションといい、10番勝負やらモノローグやらキーワードトーク(こちらのほうにもしっかり入っていた)やらのバラエティあふれる構成ぶりといい。
こちらこそ映像つきで収録してDVD本編の“強制付属”特典にしてほしかった。

(※この文章は、4月29日のコミックレヴォリューションで頒布した同人誌に発表したものを、5月になってからオンライン用に再構成したものです。この日記をもとに同人誌の文章を書いたのではなく、その逆なのでした)


2004/04/26(月)直木賞最年少
なんとなく調べたくなったから、ぐぐってみた。
「直木賞」「史上最年少」で。

直木賞の史上最年少受賞者というのは、あまり語られることが多くない。
賞がつくられた当時はともかく、最近では中堅作家に与えられる賞になってしまった感があるため、若いひとが受賞するものではなくなってきているからだろう。
そもそも直木賞の対象である大衆文学というものは芥川賞の純文学よりも年齢を経ないと書きにくいから、というのもあるだろう。
だからこそ、ぐぐって調べたくなるわけで。

わたしが調べたいものとは違う、「芥川賞の史上最年少受賞記録更新」についての文章がこれでもかというくらいにぞろぞろと引っかかってきたのは、このご時勢ゆえにある程度予想したとおりである。
けれどもそんな中で、幸運なことにこんなサイトが見つかった。このサイトの別ページに飛ぶと、さらに詳しい情報がわかる。

直木賞の史上最年少受賞者は、1940年(古い!)に受賞した堤千代さんという女性で、当時22歳10ヶ月。受賞作は『小指』で、直木賞初の女性受賞者でもあったそうな。
なるほど、直木賞の最年少というのがあまり語られないのには、更新されたのがこれほどまでに昔のことだからという理由もあったようだ。
それより驚きは、今年になって芥川賞のほうの最年少記録が更新されるまでは、直木賞のほうが最年少受賞者の年齢がより若かった(更新前の芥川賞の最年少記録は23歳1ヶ月)こと。50へえくらいボタンを叩けそうである。


2004/04/25(日)キャラフェス東京
起きたのはお昼のこと。それからキャラフェス東京へ行く。
当方の掲示板で山道浩司さんの出撃も確認済みである。

有楽町線&りんかい線で国際展示場へ。
東京ビッグサイトに着いてみると、目に飛び込んできた看板が、丸井のバーゲンセールに東京国際ブックフェア。
まわりを歩くひとびとにも家族連れやらカップルやらが目立ち、“わたしのよく知る有明とは違う”というか“お台場”のような空気が漂っている。
そんな非オタク系イベントに囲まれた中の東6ホールが、キャラフェス東京の会場であった。

14時過ぎ、18禁エリアから入場する。限定配布or販売物のピークはすでに過ぎたのか、場内は落ち着いた雰囲気であった。それでも、有力作の限定アイテムを数回に分けて時限配布していたNAVALやオーガストには、配布待ちの長い列ができていた。
ニトロプラスブースでは有名広報のジョイまっくすさんがトークショー。ジョイさんの黒いアフロウィッグは健在。そして色違いのアフロウィッグをかぶってジョイさんのコスプレ(?)をしているファンたちも相変わらずだった。

18禁エリアの美少女ゲーム(エロゲー)ブースを10分ほどでひととおり見てから、全年齢エリアに移る。
今日はわたしはコスプレをする予定がない(だから衣装も持ってきてない)ので、野次馬(?)としてコスプレゾーンを見学。天気がよいためコスプレイヤーたちは外にもたくさんいた。
印象に残ったのは、“すかいてんぷる”男性店員用制服姿(「鳴海」の名札つき)の孝之と、白陵柊夏服姿の遙との、手と手を合わせた例のおまじないのポーズ。それを白陵柊男子制服(白い詰襟)を着た男性が写真撮影していたのも、またをかし。なお、今日のこのイベントにはアージュは出展してないのだが、そっちはそっち。

また18禁エリアに戻ってうろうろしていたら、14時50分ごろ見覚えのある姿を発見。相手のほうも気づく。そう、山道浩司さんだった。
会場はさほど混んでないとはいえ、待ち合わせ場所も目印も決めないで互いに勝手に歩きまわってて、よくぞ目が合ったものだ。幸運に感謝する。

そうそう、入場するときに「プレゼント抽選券」をもらったので、ダメもとで当選番号をチェックする。
まあ上のほうの賞は瞬時にはずれとわかったが、問題は一番下の賞。下1ケタが2か7で特製トレーディングカードが当たるというもの。
わたしの抽選券の下1ケタは、残念ながら0。でも山道さんは7。当選おめでとう。

そのあとはふたりで場内をあちこちチェック。
山道さんといっしょだと、ふたり共通の話題であるTLS関連をチェックしたくなる。
全年齢エリアの「ケイエスエス販売」ブースでは『TLS−S』のテレカを売っていた。ただし絵はOVA版。ケイエスエスだから当然か。展望台(?)から6人の女の子が手を振る絵である。買わなかった。
「ジーストア」ブースでは「ビッグタオル福袋」(3000円のがタオル1枚+その他グッズ、5000円のがタオル2枚)を売っていた。ブースのポップに表示された6枚のタオルのうち任意の1枚または2枚が紙袋に入っているものである。その6枚の中に、TLS−Sの「るり姉ビッグタオル」もしっかりと含まれていたのであった。その他のTLS−S関連グッズ(「るり姉の目覚まし時計」など)は残念ながら発見できず。
ビッグタオル福袋は買わなかったけれども、山道さんとふたりで「あの中にはるり姉タオルが入ってる。それもきっとランダムより高い確率で」と苦笑いした。

ステージイベントにも足を向ける。『ハッピーレッスン』の声優イベントをやっていた。イベントパンフレットには「ステージイベントでのジャンプ禁止」と書いてあるのに、客席前方のみなさんは跳ぶ跳ぶ(苦笑)
思えば去年のキャラフェスではTLS−Sの声優イベントがあったのよねえ(03年5月5日の日記参照)。隔世の感あり。
隔世の感といえば去年のキャラフェスでは桃井はるこ(UNDER17)のライブも盛り上がった。しかし、今年は彼女の出番はない。今日のキャラフェスに限らず、昨年秋以降、美少女ゲームイベント(コミケの企業ブースももちろん含む)からUNDER17はめっきり姿を消している。
どうしたことか。あまりにファンが熱すぎたので主催者側から敬遠されたのか。それとも、はるこちゃんが活動方向をカタギな声優(小麦ちゃんなど)にシフトしようとしているのか。
わたしとしては、淋しくもあるが、少しだけほっとしてもいる。

そんなこんなで山道さんといっしょに16時30分ごろ会場を後にする。ビル風が強い。
帰りは山道さんのルートにおつきあいして、ビッグサイト前から東京駅八重洲口行きのバスに乗る。月島駅前で降りて都営大江戸線に乗り、森下(TLS2のヒロインと同じ名前ですね(笑))乗り換え都営新宿線岩本町下車。神田川を渡って秋葉原に出たのである。
アニメイト秋葉原店で山道さんは、発売直後の『TLS−S』OVA第3巻限定版を引き取る(予約してあったものである)。わたしも予約なしで同じものを買った。
それからふたりは4月29日のコミックレヴォリューションのカタログを買おうとしたが、どこの店でも売り切れ。4日前ともなるともう売ってないのか。
山道さんは岩本町に戻るが、わたしはJR秋葉原駅から山手線に。秋葉原駅改札で「おつかれさま」とお別れのあいさつを。

18時30分ごろ池袋に到着。
なんだか地下が騒々しいので状況を観察していたら、なんと18時30分より少し前に有楽町線有楽町駅で発煙があって、有楽町線はストップしていたとのこと。
ああ、いつものルートだったらわたしは帰りにも有楽町線を使っていたはず。キャラフェスから(16時30分の時点で)まっすぐ帰っていれば、乗っていた時間帯は18時30分よりもずっと前だろうけど、それでも気分的には有楽町線を避けていてラッキーだったわけで。
山道さん、どうもありがとう。


2004/04/24(土)『先輩とぼく』おそるべし
発売からもう2ヶ月も過ぎている小説だが、一部で話題らしい該当作『先輩とぼく』(沖田雅・作。メディアワークス電撃文庫)をようやく読んだ。

感想。端的にいえば「少年少女文庫の作品をそのまま商業出版物にしたみたい」。良くも悪くも。

この作品の評判はすでにあちこちで聞いていたので、とりあえず様子見的に序盤を読んでみる。
同じ高校で一学年上の「先輩」(女性)と主人公の「ぼく」(男性)が、宇宙人に誘拐されて脳を取り替えられてしまうという、入れ替わり脳移植ストーリーである。
そういえば「入れ替わり」かつ「脳移植」というTSFはあまり聞かない。「脳移植」はファンタジー性が強いとはいえ一種の医療行為のため、あの古典漫画『ボクの初体験』や小説『吉里吉里人』のように「ある人の脳が死んだからその体に別人の脳を移植した」または「ある人の体が死にそうだから脳だけを退避のために別人の体に移植した」という展開になりがちだからである。
つまり、「健常な男女どうしの脳が脳移植で入れ替えられる」というのは、ありがちなようで意外と目新しい題材なのだ。

TSの原因はさておき、入れ替わったあとの展開も興味深い。
「先輩」と「ぼく」が今までどおりに生活できるように、ふたりが婚約したらどうかと、「先輩」は(「ぼく」に無断で)ふたりの家族に提案する。そして、家族たちもあっさりとそれを受け入れてしまうのだ!
双方の両親公認のもと、学校でも中身のクラスに通うことに(さすがに更衣室は体に合わせるが)。こうなるとストーリーは変身TS物の性格を帯びてきて、「親友萌え」キャラクターもしっかりと登場するし、女子更衣室では女の体の主人公に対して“女子としての通過儀礼”が行われたりする。
「体だけでなく生活環境もすべて取り替えなければならない」という入れ替わり物のセオリーをあえて無視しているあたりはご立派。
それでいて、変身物のセオリーを取り入れつつ、勢いで読者を作品世界に引き込んでいく文章力には脱帽する。現に、立ち読みですませようかと思っていたわたしも、途中でこの本をレジに持っていったのだから。

こうした、変身TS物のようなお約束の数々や、随所にちりばめられたアニメやマンガ由来の妙な設定。
なんだか、少年少女文庫によくありそうなストーリーだと思いませんか?

物語の後半では、主人公たちが秘密戦隊を結成することになり、TSF的な展開からは逸脱していくので、わたし的にはちょっと興ざめ。でもそんなところも文庫みたい。
主人公には秘密戦隊か魔法少女かを選択する余地があったのだが、ここで彼女(?)が魔法少女のほうを選んでいれば、ますます文庫とオーバーラップしていただろうに(笑)
作者の沖田雅さんはこれがデビュー作(電撃ゲーム小説大賞で第3位の銀賞受賞)だそうだが、もしかしたら以前に別PNかなにかで文庫にも寄稿していたりして(爆)

なお付け加えておくと、この主人公の「ぼく」は幽体離脱能力を持っている、という設定がある。しかしその能力が、自分たちが宇宙人に脳移植されているところを客観的に目撃することができた、という場面でしか生かされていないのは残念でならない。

あと、枝葉なことだけど、「先輩」の誕生日が4月1日で「ぼく」の誕生日が3月25日なので学年は1つしか違わないが誕生日的には2年近く離れている、という記載には萎える。1つ上の学年で4月1日生まれということは、誕生日的にも1年しか違わないはずですよね。『マリア様がみてる』の福沢祐巳(4月生まれ)と、年子の弟だが同学年の祐麒(翌年4月1日生まれ)の関係を知っている者としては、見過ごしてはいられないのである。
ほかにもバレンタインデーが2月24日だったりと、この作者さんはどうも日付にはお弱いらしい。
『先輩とぼく』には続編も決定しているそうなので、そのときは日付を間違えないようがんばってくださいね、沖田先生。


2004/04/23(金)トマトジュースヨーグルト+?
トマトジュースヨーグルトに、さらにほかのドリンクをまぜるとどんな味になるのでしょう。
飲むヨーグルトとトマトジュース、両方とも固形分が多そうな飲み物ですから、ミックスするドリンクは透明度の高いものがいいはず。
アップルジュース、オレンジジュース、グレープフルーツジュースなどなどいろいろなドリンクを試しましたけど、一番合ったのはなんと「ざくろジュース」

ヨーグルトとざくろジュースを混ぜただけでは両者の酸味が重なってちょっと厳しい味。けれども、それにトマトジュースが加われば酸味がおさまってすっきりとしたミックスドリンクになるのです。
色はマゼンタっぽい赤紫で食欲をそそりそうではありませんか。

ともかく、わたしは「ヨーグルトドリンク+トマトジュース+ざくろジュース」を新しいミックスドリンクとして提案したいです。
焼酎で割ればサワーとしてもいけそうですね。
わたしの次回作の中にも登場させちゃおうかなあ?


2004/04/22(木)唐突ですが、トマトジュースヨーグルト
唐突だけど、妙な味のドリンクをつくりたいと思い立ちました。
飲むヨーグルトとトマトジュースを混ぜてみる。意外とおいしい。
おそらく、ヨーグルトの乳くささとトマジューの血くささがちょうど消えてマイルドな味になるのでしょう。実験の結果、ヨーグルト:トマジュー=2:3くらいの混合比がちょうどいいようです。
ヨーグルトにブルーベリーやらカシスやらを加えたドリンクはカクテルとかでよくありますが、トマトジュースヨーグルトというのはあまり見かけませんねえ。
でも、わたし的にはこれを広めたい気分です。

これにさらに他のものを加えたらどうなるだろう。明日試してみよう。


2004/04/21(水)ポップアップ広告
最近、妙なポップアップ(裏側にウインドウが開くタイプなので、ポップダウンか?)広告ウインドウをしばしば目にする。それも、わたし自身のサイトにアクセスしたときに。
英語で「クリックすると1万ドルが当たる」とかいった内容の広告だ。
でも、わたしは広告ウインドウが現れるようなプロバイダーやレンタルサイトと契約した覚えはない。
何度もアクセスしているうちに、どうやら「koukei.org」や「minkyshobo.com」にアクセスしたときに現れる広告ウインドウだということがわかった。

わたしはこのふたつのドメインを、homepage2.nifty.comに転送されるように設定された「パワードメイン」として運用している。
これらのアドレスにアクセスすると、フレームの中は別なアドレスの「こうけい。オルグ」や「民輝書房」のサイトが表示されるという仕組みだ。
ということは、もしかしたら、転送の際に広告が現れるのか?
そこで、わたしが転送アドレスサービスを契約したどめいん屋ねっとの「サポート掲示板」をチェックしてみたところ、アメリカの転送アドレス管理会社enom社の方針でポップアップ広告を表示するようになった、という知らせが載っていた。思ったとおりだ。

わたしは自分のサイトに勝手にポップアップ広告を入れられるのは迷惑である。
無料のレンタルサイトやレンタル掲示板ならば広告が入るのも仕方ないけれど、きちんと代金を払って手に入れたドメインで勝手にそんなものを入れられてはたまらない。
よって、転送アドレスをやめようかと検討中。つまり「koukei.org」や「minkyshobo.com」のアクセス先を実体サーバにするということだ。
でもそうすると、レンタルサーバ代が高くなるわけで、ちょっと躊躇してしまうのであった。

わたしのサイトのポップアップ広告にお心当たりのあるかたがたには、ご迷惑をおかけしております。
この件には、5月中には結論を出そうと思っています。


2004/04/14(水)〜2004/04/20(火)しばらくお待ちください
しばらくお待ちください


2004/04/13(火)TS企画の灯が、またひとつ。
ラズベリー第15号を買う。

3月21日の小麦ちゃんライブのレポートが載っておりました。
当然ではありますけど、ライブ中の小麦ちゃん(はるこちゃん)のMCがレポート随所に散りばめられておりまして、わたしにも当日の雰囲気が脳裏にもにゅもにゅっと蘇ってまいりました。
はるこちゃんが考えたであろうコメントを話すときの、伝聞体の「〜そうです」を連発する小麦ちゃんがスバラスイ。

さて本題の、兄妹入れ替わりTSF『ゴー学☆R』にまいりましょう。
いつもと違って読者投稿ページがなく、3ページ半にわたってめいっぱい文章が詰め込まれてまして、ラストには「今回でひと区切り! 次号は総集編」との言葉が。
どうみても打ち切りとしかおもえません。

今回のストーリーの内容は、主人公(妹の体の兄)がやむなく人前で魔法を使わざるを得ない状況に追い込まれ、魔法使いだとバレてしまったからにはもうその場にはいられなくなるという、『魔法使いサリー』第1作以来の伝統的な最終回パターン
主人公が幼なじみ(主人公の入れ替わりの件を知っている)にあたたかく見守られながら、ミモザ(いつの間にかレギュラー化した悪魔祓いの少女。わたしの昨年10月10日の日記での予想が当たりましたね)に自分の正体を告白しようとするところで「次回に続く」なのです。

でもちょっと考えてみると、なんだか妙です。
主人公が「魔法が使えること」と「妹と入れ替わっていること」は、関連がないわけではないけれど別の話ですよねえ。
魔法が使えることをミモザにバラす必要はあるかもしれませんけど、入れ替わりの件まで打ち明ける義理はないはずよ。
とにかく完結させなくてはという、楽屋裏の意向が透けて見えまくりのストーリー展開なのですが(爆)

こうしてTS企画がひとつ消えました(涙)
せっかく、兄妹入れ替わりで舞台が学園の寮というおいしすぎの企画だったというのに。
まるで投稿しなかったわたしも、責任のほんの一毛くらいは担っているのですが(爆)

わたしがこの雑誌を買うのも、次号(どういうわけかイレギュラーに5月発売。今までは隔月刊だったのに)が最後になりそうですね。ああ淋しい。


2004/04/12(月)また一歩、当選に近づいた
来た。
今年の夏コミ、コミックマーケット66の受付確認ハガキが。


2004/04/11(日)いろいろありましたけど「計画3」
池袋駅西口の地下通路では、日経が号外を配ってました。受け取ってみると、見出しは「3邦人解放へ」。例のイラク人質事件の3人を24時間以内に解放すると、犯人グループが表明したそうな。
だけどなかなか解放されませんでしたねえ。日経のフライングでしょう。
(結局、この3人は15日に解放されましたけど)

ともかく、今朝になってやっと完成した新刊コピー本『涼風さつばつ』(『マリア様がみてる』の祐巳と祐麒が入れ替わってしまうショートストーリー)を刷るためにキンコーズ池袋店へ。待ち時間なしでコピー機が使えました。
先客が2組いたのですけど、両方とも女性グループで、それも同人誌を刷っていたのでありました(爆)
時間は10時45分。彼女たちのうちひと組が「浅草へ急ごう」とか言ってましたので、後で調べてみますと、この日の浅草(台東区民会館&都産貿台東館)では『テニスの王子様』系と『鋼の錬金術師』系の特定キャラ(カップリング)オンリー即売会が開かれていたようです。

そうそう忘れてはいけません。わたしのほうの今日のメインの用事は、女装(&性転換)少年オンリー同人誌即売会「計画3」です。
こちらの会場は蒲田の大田区産業プラザ(Pio)。イベントの開場時刻は11時。
15分前にまだ池袋にいたんじゃ、もう遅刻確定なのでした。
『涼風さつばつ』が朝まで完成しなかったのが原因です(冷汗)
開場直後にうちのサークルをチェックして、不在だからとあきらめたかたがもしもいらっしゃいましたら、申し訳ありませんでしたm(_ _)m
計画3のカタログのサークルカットに書いてあった『ときメモGirl’s Side』やオリジナルもののTS小説本が出せなかったことも、どうもすみませんでしたm(_ _)m

結局Pioには50分遅れで着きました。
そしたら会場前は人でぎっしり。隣の部屋の即売会「ぺたクリ」のほうからは、大手サークルの購入待ち行列がロビーまであふれてる。
そんな状態でしたけど、なんとか「計画3」会場へと入り、自分のスペース(民輝書房)に本日の頒布物を置き、両隣のサークルさん(両方とも女性のサークルさんでした)にごあいさつしつつ、車内で立ちながら製本した(苦笑)わたしの新刊コピー本をさしあげる。
「すみませんっ!!」さんはリアルなトランス(MTF、FTM)にも関心がおありとのことでたのしくおはなしできました。
反対側のお隣の「ココナッツブレス」さんはスペースにすわっているふたりで『マリみて』の話に夢中。なのでわたしのマリみて本『涼風さつばつ』も興味深く読んでくださいました。このサークルさんは祐麒女装本も出していたようなのですが、わたしが着いたときにはすでに売り切れていたのでした。ああ読みたかったよお。ということで、29日のコミックレヴォリューションでの再会と再版を約束していただけました。

わたしが頒布を始めたのは開場から1時間近く遅れたものの、相川なるさんやHakoruruさんにお逢いできました。梅屋敷美智子さんはスペースのお留守番もしてくれました。みなさんどうもありがとう。

イベントの性格上、MTFコスプレが目立ってましたね。
参加要項には「コスプレも女装少年のみです」と書いてあって、おそらく「ブリジット」あたりの女装少年キャラクターを想定しているのでしょうけど、実際にはMTFコスプレで露出系でないものならばなんでもあり状態でした。
『マリみて』のリリアン制服を着た“着たきり”系のふたり組がいたんですけれど、どう見ても“女装少年”のコスプレとは思えませんでした。「こっそりと家で姉の制服を着てみたユキチ」のコスプレなのかしら(苦笑)。でもそのかた、うちのマリみて本を買ってくださったんですよね。ありがとうございます。
イベントスタッフにもMTFコスプレのかたがいらっしゃる。特にメイドコスの「M」さん(名札には実名が書いてありましたがここではイニシャルにとどめておきます)、似合ってましたよー。
なお、わたしはこの日はコスプレをせず、私服の赤いチェックのワンピースに黒いカーディガンでした(苦笑)

コスプレ系とは一線を画した、いかにも新宿あたりのお店かGID勉強会あたりで見かけそうなタイプのリアルMTFさんもいらっしゃいました。このかたもうちの本を買ってくださいまして、ありがたいことです。

けれども残念なこともあります。オフ会やコミケでお見かけするTSフィクション系のひとびととはお逢いできませんでしたねえ。少なくとも東京近辺に在住のかたとはお逢いできるかと期待していたのですが。
ちょっとわたしの予想と外れたのは、サークルのほうも、TSより女装(TV)系の題材が目立っていたことです。この即売会がもともとブリジットオンリーの「鰤計画」だったことを考えると当然なのかもしれませんが。女性向けやおい同人誌によくある、いわゆる「パラレル系」も少ない。全部のサークルをチェックしたわけではないけれど、TS小説を出していたのはうちのサークルだけのような気がしました。

それでも、9月23日にあるという次回の「計画4」には参加しようと考えてます(^^)

イベントがはねた後、梅屋敷美智子さんといっしょにJR蒲田駅近くまで歩いてジョナサンで遅めのお昼。
そしたら入り口でさっきの相川なるさんとばったりすれ違い的に再会(笑)
さらに、食事してる途中には、会場で隣のスペースだった「ココナッツブレス」の女性作家さんからごあいさつされる(笑)
世間って狭いですねえ。いえ、蒲田が狭いだけか(爆笑)
ともかく、みなさんおつかれさまでした。


2004/03/29(月)〜2004/04/10(土)しばらくお待ちください
しばらくお待ちください


2004/03/28(日)新大陸は勘違い。のはず。
先日の南九州オフレポートでmk8426さんに読ませていただいてレポート文を書いた『愛の新大陸』(山田也・作。集英社マーガレットコミックス)を、自分でも買ってあらためて読んでみた。

そしてわたしは、自分のトンデモない勘違いに気づいたのでした(冷汗)

わたしはてっきり、用賀さんが「パス度の低い、しかし校内では女性として通って(とおって)いるMTFTS」なのだと思っておりました(苦笑)。先日読んだときには。
でも読みなおしてみると、どうやらこのひと、体格が男っぽいだけの純女性なのですね。
根拠は、水着コンテストのときに、主人公(体は男性)は下半身のモノを隠すような水着をつけていたのに対し、用賀さんのほうはふつうのタイトな水着だったことです。
ああ、ごめんなさい用賀さん。失礼なことをしました。
在来特急つばめの車内で読んだときには落ち着かない場だから読み違えたのか。
誤解させるようなシーンはいくつかあったんですよね。水着コンテストで、ハイレベルなNHさんが主人公と用賀さんと3人でいるときに「私もこの子と同じだからわかるの」と言ったり、主人公の母親が用賀さんに逢ったときに「こんな大きな体して女装!?」と言ったりとか。
わたしは、この作品の魅力のひとつは主人公とは対照的な用賀さんというもうひとりの隠れMTFの存在だと思っていたので、ちょっとだけ興ざめ。でもまあそれももともとは、自分の勝手な思い込みなんですけどね。

でも、本当にわたしの思い込みにすぎないのか?
モノなんてその気になれば隠せますよね。主人公は知らないのかもしれませんけど、モノを上手に股間に隠すタッキングとかいう技術があるらしい。あるいは、用賀さんが女性ホルモンというクスリを使っていたとすれば、水着コンテストのときすでにモノが小さくなっていて水着を着てもわからなくなるかもしれないのですよ。

もしも続編が描かれるとしたら「用賀さんもMTF」だったことにされていたりして。
山田也先生、期待してます(爆)


2004/03/27(土)学園祭とコミケにはMTFがお約束?
妙な準該当作(女装コスプレ作。一部のひとには傷心作かもしれないけれど)を読む機会があった。

タイトルは『辣韮(らっきょう)の皮』。阿部川キネコ・作。ワニブックスGUMコミックス。
地方都市の高校の漫画研究部を舞台とするオタクチックな4コマ漫画集です。
新刊である第3巻を偶然読んでみたらアヤシイシチュエーションがふたつ。
その1。学園祭で漫研の部長(メガネ男)がメーテル(銀河鉄道999)のコスプレをします。メガネも外して、お美しい。
あわせて、主人公くん(ふつうのオタク男)も『カードハンターモモコちゃん』なる少女キャラクターのコスプレを。こちらはかわいそうなことに、「妹バレ」した上に、学園祭後のフォークダンスでは女子扱いされてオタク男といっしょに踊るはめに。
その2。有明の夏コミで先述の主人公くんが少年女装メイド(主人公くん原案のオリジナル漫画のキャラクターです。自業自得というかなんというか)のコスプレをさせられます。お美しい、のか?

コスプレの舞台は学園祭とコミケというまさにお約束な舞台ですけれど、読んでみるとやっぱり笑ってしまいます。


2004/03/22(月)〜2004/03/26(金)しばらくお待ちください
しばらくお待ちください


2004/03/21(日)キラメロから3年、そして小麦ちゃん
18日のオフ会のときに、山道浩司さんからチケットを譲っていただいた、OVA『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』の小麦ちゃんライブイベントに行く。
昨年5月以来の、桃井はるこちゃんを生で見る機会である。

場所は原宿アストロホール。表参道の高校生反戦デモを横目で見つつ、明治通りに曲がって会場へ。
整理番号は198番。しかし、着いたときにはすでに入場列は入ったあとだった。
とはいえ、受付でチェックされていた整理番号の最大値は220程度。つまり、わたしはかなり後ろのほうの番号だったのだ。番号どおりに入っていても大した違いはなかったわけね。ほっとする。なお、会場は全席立見である。
でも、入場者が220人程度ですか。第1回も同じくらいとして、どう多めにみても合計500人はいないようだ。このライブイベント、「888名限定ご招待」のはずなんだけどねえ。うーむ。

イベントは3部に分かれており、第1部は4月に発売されるKARTE5(第5話)の先行上映。これが小麦ちゃん最終話である。
内容は、うーーーん。随所随所のギャグが寒い。唐突にガイナックスくさく伊福部昭の音楽が流れる。すると都庁やら通天閣やら名古屋城やらが変形して、有明ではフ○テレビが球体展望台をハンマー投げ。これって第2話のビッグサイトロンの焼き直しだよね。
なんだかその場のノリだけで進んでいる感じ。
脚本はネガティブな意味で有名な、「マイ☆マイ」こと玉井☆豪。やっぱり。参考までに、ゲームの小麦ちゃんのシナリオも同じマイ☆マイでした。

第2部は小麦ちゃんトークライブ。
とはいっても、桃井はるこちゃんは現れない。
高さ120cmのイラストポップの“2次元小麦ちゃん”を男ふたりがはさんでのトークだからである(冷汗)。参考までに、小麦ちゃんの設定身長は152cm。
まあ、「中の人」がステージそであたりで声を出していたのでしょうが。
トーク内容はあまり覚えてない。「お台場のイベントからハシゴしてきたひと、手をあげて」と男のひとが言ったのだが、そのイベントっておそらくは声優イベントなのだろうが、だれの何のイベントなのだろうか。わたしは知らない。マジで。

そして第3部。小麦ちゃんの歌のライブ。
まさか、またイラストポップが立っているんじゃあるまいな。
……さすがにそれはなかった。待望の3次元小麦ちゃん、つまりは桃井はるこちゃんの登場である。
はるこちゃん、なぜかメガネをかけていた。まるでUNDER17のステージでのように。実はこのメガネつきのコスチューム、第4話での小麦ちゃんの服装らしい。
今まで静かだった客席では、みんな跳ぶ跳ぶ。ファンコールもものすごい。
わたしの隣にいた松葉杖のひと(左足を怪我しているようだ)までも、松葉杖を床において片足(右足)で跳んでいた!

曲目は、小麦ちゃんゲームソフト限定版に付属のCDに収録されていた2曲。そして小麦ちゃんのテーマソングといっていい、『愛のメディスン』。
しかし、わたし的に重要だったのは、4月発売の小麦ちゃんアルバムに収録されているという、昔のアイドルのカバー曲。
まずは、『陽春のパッセージ』(元歌:田中陽子。なお、「陽春」と書いて「はる」と読みます)。なにしろこの曲は、その昔ロフトプラスワンにて、はるこちゃんが「わたしの一番思い入れのあるアイドルソングです」と言っていた曲なのだ! 小麦ちゃんが歌うのもむべなるかな。
なお、はるこちゃんはこの歌を紹介するとき「今の季節にぴったりの曲を歌います」と言っていた。それを聞いたわたしは「今の季節? 春ね。だったら水野あおいの『春の輝き』かしら?」と思ったのだが、その予想は外れた。水野あおいさんも、はるこちゃんが思い入れのあるアイドルさんなのだけど。
そしてカバーをもう1曲。『絶対!Part2』(元歌:早坂好恵)。これもアップテンポで、かなり盛り上がる曲である。客席からは「好恵ー」コールも飛ぶ。
ただし、残念ながらイントロが元歌と違っていた。元歌のイントロはモーツァルトのアイネクライネナハトムジーク(K.525のセレナード)なのに、小麦ちゃんバージョンはそうなっていなかったのである。モーツァルトにいまさら著作権はないんだけどねえ。

アンコールのあと、はるこちゃんが「またね」。いったん客電がつくが、「まだまだ小麦がみたーい」の大コールに応えてもう一度はるこちゃん登場。どうやら「またね」は再登場のお約束のようだ(笑)
そして本当に最後の曲『愛のメディスン』。これで本当に終わり。
外では会場限定記念テレカを売っていたが、わたしは買わなかった(苦笑)

それにしても、なんだか盛り下がりを感じたイベントだった。歌で熱いひとは間違いなく熱いのだが、歌のライブ以外での客席ははっきり言って寒かった。アニメの内容のせいでもあろうが。
情勢はやはり、14日のサンクリのときに聞いたとおりなのか。
アニメが第5話で打ち止めになったのも仕方ないのだろうか。

春は別れの季節である。
思えば、「キラメロ」こと「KiraKira☆メロディ学園」のファイナルライブが行われたのは2001年のやはり3月末。場所も同じ原宿アストロホール。
そしてあの場所には、はるこちゃんも観客として来ていたのである。わたしはこの目でしかと目撃していた。
あれから3年。同じ季節、同じ場所で小麦ちゃんのファイナルを見ることになろうとは、なんという運命のめぐり合わせなのだろう。
ともかく、桃井はるこの歴史の1ページが閉じられたことは間違いない。

おつかれさまでした>はるこちゃん、小麦ちゃん
ありがとうございます>山道浩司さん


2004/03/20(土)冬の戻りというより早めの梅雨のような
昼間は雨。いや、みぞれか。室内での雑用であけくれた。
時間を見つけて日記を3日分(3/3〜3/5)更新したけれど、南九州オフ会レポまでは書けませんでしたとさ。

夜は某所へ。梅屋敷美智子さんたちといろいろおはなし。


2004/03/19(金)ママ母、パパ父
ママ母とパパ父。両方とも、血のつながらない親の一種である。

もちろん国語学的には、ママ母(継母)という言葉はあるがパパ父という言葉はない。
継母の「ママ」は英語の「mama」という意味ではないのだから。
そんなことはわかりきっているのだけれど、若い女性にとってのいわゆる「パパ」(血がつながっていない)のことを「パパ父」と呼んでもいいんじゃないかと思えてしかたがない今日この頃。
ママ母は意地悪なのがお約束だがパパ父はとても優しいのである(笑)


2004/03/18(木)これもオフ会
すっかりここの掲示板の常連さんになってしまった山道浩司さんと、夜にふたりでお逢いすることに。
21日の小麦ちゃんライブのチケットを受け渡しするためである。
山道さんは、実はわたしと同じ区にお住まいなのであった。ということで、直接お逢いして受け渡しすることになったのである。

21時。待ち合わせの駅の改札に時間通りに降り立つと、目の前に山道さんが立っていた。
受け渡しついでに飲んで食べながらお話をすることにする。商店街内の「とり鉄」で焼き鳥。山道さんもわたしも鳥は平気だった。

実は奇遇なことに、わたしは山道浩司さんの名前は4年も前から知っていた。
かつて、トゥルーラブストーリーオフィシャルファンクラブというものがあって、そこの会報「青葉台高校通信」――今ではご存知なかたも少ないでしょうが――に誌上通信頒布コーナーがあった。そこで、わたしは自分の本を紹介したら、山道さんが申し込んできてくれたのだ。そのときに山道さんと交わした手紙は、今でもとっておいてある。もちろん、当時は今の状況なんて予想できなかったわけで、単に捨てきれなかっただけだけど。
その後、わたしの掲示板に、見覚えのある名前のひとがよく書き込むようになった。そこで、昔の手紙を引っ張りだしてみたら、果たして同じ「山道浩司」さんだったのでした!

席について、わたしは4年前の山道さんからの手紙を取り出す。そしたら山道さんのほうも、わたしが送った自分の同人誌を、わたしの字が書かれた封筒ごと見せてきた(爆)
かんじんな小麦ちゃんライブチケットよりも前に(苦笑)

ライブチケットを受け取ったわたしは、お返しに先日のサンクリで出した本をお渡しする。
その後、TLSについてのおはなしやお互いの身の上話などを2時間ほどまったりと続けた。
「わが青春のときめきメモリアル」も読ませてもらったが、以前に本屋で立ち読みしたときよりもずっとおもしろく読めた。立ち読みでは見落としていた、舞台考察とかの読み物が興味深かった。これなら買ってもいいかな。

23時ごろ、名残り惜しみつつお別れ。おやすみなさい。
わたしの自宅からいちばん近い会場でのオフ会(本だなの池袋オフよりも近い)はこうしてお開きとなった。


2004/03/17(水)女装更衣室
それにつけても4月11日の女装(&性転換)少年オンリー同人誌即売会「計画3」は怖い。
コスプレOKなのだが、「女装更衣室」が本当にあるのだ。

コスプレイベントや同人誌即売会で、男性更衣室内が女装(MTF)だらけになる状況は、しばしば皮肉的に「女装更衣室」と呼ばれることがある。
しかし、マジで「女装更衣室」ができてしまうとはビックリ。

そのうえ、「男性更衣室」はない。もとが女性なら「女性更衣室」、男性なら「女装更衣室」を使うことになるのだ。なぜなら、コスプレできるキャラクターは女装少年に限られているからである!
(厳密にいえば、同時開催の即売会「触祭3」――こちらは触手キャラオンリー同人誌即売会である――と更衣室を共用するので、そちらの参加者にとっては「男性更衣室」なのだが、それはおいておく)

わたしは私服で来て私服で帰る予定ですから、どちらの更衣室も使うつもりはありませんが。


2004/03/16(火)ボブカットと吊り目とセーラー服と
先日のサンクリで買ったマリア様がみてる(マリみて)同人誌を見ていて思ったこと。
マリみての水野蓉子さまと、トゥルーラブストーリー2(TLS2)の沢田璃未さんって、似てませんか?
ふたりとも髪型がボブカットだし、とくに額の正面部分が両側にはねるように分かれているあたりが近いです。目の吊り具合も共通しますね。
性格にしても「一見きつくてよそよそしていそうだけど実はフレンドリーでみんなと近づきたがっている」あたりがそっくりです。
沢田さんが青葉台高校の冬服(トゥルーエンドのエンディングで見られます)を着ているときは、黒っぽい身頃に白っぽい襟のセーラー服ということで、ますます蓉子さまと似てくるではありませんか!
ただし、蓉子さまのアニメでのCVは篠原恵美さん。沢田さんの長沢美樹さんとは残念ながら別人です。

参考までに、鳥居江利子さまと中里佳織さんは「おデコ」の一点のみで似ています。しかし、聖さまに相当するTLS2のキャラは見当たらないような。

TLS2のキャラクターデザイナー、松田浩二さんの描いた蓉子さまを見てみたい。


2004/03/15(月)昔の名前に戻ってました
デジカメ用のフラッシュメモリーを買いに池袋のビックピーカン本店にいきました。
そのはずなのに、レシートを見てみると店の名前が「ビックパソコン館」に。店内のディスプレイも、ことごとく「ビックパソコン館」。
あれれれれ? いつの間に名前が変わったの?
というか、昔の名前に戻ったの?
調べてみたら、すでに昨年5月にビックピーカンは親会社のビックカメラに吸収合併されていたそうだ。そのあと、わたしがこの店に行った記憶は、あったようななかったような……。
あらためて店の外を見ると、いまだに「ビックピーカン」の看板が残っている。そのあたりはなんだか不徹底で妙である。

考えてみたら、デジタルカメラはビックカメラビックピーカン両方の取り扱い範疇に入るし、ビックカメラの池袋西口店(わたしがよく行く)ではパソコン売ってるしで、ビックグループ内で「カメラ」と「ピーカン」を分離しておく意味がなくなったのだろう。


2004/03/14(日)サンクリ23本番
新刊のコピー本も無事に完成して、今日はいよいよサンシャインクリエイション23の本番である。

本日のおとなりのサークルさん「お姉さまエンターテイメント」(サークル名敬称略。以下同様)とあいさつ。新刊や、わたしも持ってないような旧刊を何冊もいただいてしまったので、わたしのほうからもお返しをする。
このサークルは、いつもわたしがコミケでトゥルーラブストーリー(TLS)本を買わせていただいているところです。でもコミケではギャルゲーCS内の別ジャンル(まぼろし月夜とか)なのでわたしのサークルの近所になることはなかったのでした。
それが、今回ははじめてTLSジャンルで参加する(そして、サンクリ自体が初参加)ということで、わたしのおとなりとなったのです。なんだかうれしい。

開場直後、ペンペンTシャツさんが来訪。21日の小麦ちゃんライブについての話をする。このライブ、定員888人の抽選制ということになっているのだが、応募者は全員当選という噂。応募者が少なかったようです。
『小麦ちゃん』は人気がないのでしょうか。ペンペンさんもそんなことを言っておりました。昨年の秋葉原某店で行われた「小麦ちゃん掲示板イベント」にしても、かなり前から入場整理券が出回っていたにもかかわらず結局は当日ソフト購入でも入場できたとか。
同じ桃井はるこちゃん関係でも、「UNDER17」の過熱的(?)人気とはえらい違いですねえ。どうしたことなのか。
そのあとに来たトイペットさんも、似たようなことを言っていた。

それはともかく、昨年末のコミケ65の2日目にお世話になった、安島さんが来訪。ハーベストをいただく。ごちそうさまでした(お姉さまエンターテイメントにもおすそ分け)。

13時過ぎ、留守番のひとにサークルを任せて買い物に出る。
TLS関連サークルはうち(民輝書房)を含めて4つあったのですが、TLS本の新刊を出していたのはお姉さまエンターテイメントとうちだけ。さびしい。ただし、TLSの島以外では2つの大手サークルさんが新刊を出してまして、そのうち一方は売り切れていたけれどももうひとつは買えました。
「根性食堂」にあいさつ。ここも『マリア様がみてる(マリみて)』本を出していた。買う。

「怨念バッテリー」。サンクリでは1年ぶりに見るサークルだ。わたしの白Tシャツにピンクの半袖の服装を見て、このサークルの岡田さん曰く「春の装いですね。いつもきれいなファッションありがとうございます」。こちらこそいつもお世話になってます。ファッションのほうもがんばるぞー。「ロサ・カニーナ」の回に登場した「蟹名静」を枕に、昔のアイドル育成ゲーム『ヒロインドリーム』のヒロイン「舞木静」の話を振ると、岡田さんもおもしろがってくれた。

そのあとは『マリみて』の島で乃梨子×志摩子さん本やら蓉子さま本(ならびに旧3薔薇さま本)やらを主に漁っておりました。蓉子さまが自分のことを「よっきゅん」と言って、(『アイドル天使ようこそようこ』の)よっきゅんこと田中ようこのコスプレをしようとするネタがありまして、わたし的にツボにはまっておりました。

14時過ぎに自サークルに戻ったあとで、文月十一郎さんが来訪して新刊をお買いあげ。ありがとうございます。
15時過ぎ、お姉さまエンターテイメントが撤収。本日はお世話になりました、とごあいさつ。
閉会は15時30分だけど、わたしも20分ごろには撤収しました。このあと、某脱毛サロン主催のイベントに参加するために。


2004/03/13(土)臨時休業
明日のサンクリ合わせのコピー本の原稿、午前中に完成する。
さっそく、行きつけの新宿西口の8円コピー店に行く。近所のコンビニコピーではできない、両面コピーができるので。
ところが、現場に行ってみると「臨時休業」の貼り紙が。
この日は直後に所用があったので、ほかの店にまわる時間的余裕はない。
しかたがないので、所用をすませたあと、23時過ぎに池袋のキンコーズへ。サンクリ前日ということで、ここでは待つかもしれないからと使いたくなかったのだが。
行ってみたら……待ち時間ゼロ。コピー作業も10分足らずで終わった。ああよかった。
さああとは製本である。たった8ページの本だったけど(苦笑)


2004/03/12(金)そんな名前の女優さんがいました
この日にあった小ニュースです。
次のうち、離婚していたことが判明した女優さんの名前はどれでしょう。

1:七瀬なつみ
2:七瀬かすみ
3:藤井かすみ
4:藤井奈津実

正解は1番。あとはゲームのキャラクターです。
(七瀬かすみは『トゥルーラブストーリー2』、藤井かすみは『サクラ大戦』、藤井奈津実(なつみ)は『ときめきメモリアルガールズサイド』)
4人並べるとややこしいですねえ。
七瀬なつみさん離婚のニュースを聞いて、瞬時に残り3人の名前を思い出してしまったわたしでした。

七瀬かすみと藤井奈津実は“中の人”が同じですけれど、それはまた別の話ということで。


2004/03/11(木)サンクリのために
「サンシャインクリエイション(サンクリ)」まであと3日。
コピーで出す予定の新刊のコンセプトが、ようやく固まった。
『トゥルーラブストーリーS(TLS−S)』の女の子キャラが、実は正体を隠しながらMTF(女装?)して学校に通う男の子だったら?
雑誌「電撃G’s magazine」の読者参加企画『ウルトラC!』をヒントにした、妄想的な考察本である。
さあハラシマ、じゃなくて原稿がんばろー!

山道浩司さんから、小麦ちゃんライブ当選とのお知らせ。3月21日。
しかし彼は都合で行けなくなったというので、わたしにチケットを譲ってくださるというのだ。ありがとうございます。
チケット受け渡しがどうなったかについては、3月18日の日記をどうぞ。


2004/03/10(水)君が望むTS!?(アージュのゲームとは無関係です)
すでに書き込みが900を越えた某所の文庫スレで、今度は「望んだTS」と「望まざるTS」についての論争が起こっています。

確かに、憑依系や皮系のジャンルを別にすれば、「望んだTS」タイプの作品は、少年少女文庫ではあまりみられませんね。
わたしが考察するに、文庫にはTSした後を楽しみたい読者が多いです。文庫スレの過去の議論からはそう読み取れます。
一方、望んだTSタイプの作品は、TSするまでの過程や登場人物の葛藤は詳細に描かれるものの、TSしてしまえば願望が叶ったということでストーリーの結末が見えてきてしまう、という傾向にあります。そのため、文庫の読者とは嗜好が合いにくいのでしょう。

さらに、望んだTSタイプの作品は、どうしても変身TS、特に医療TS(リアルなSRS)に走りがちになります。
そりゃそうでしょう。登場人物が自分の意思で階段落ちだの不思議なセールスレディだのに遭遇するストーリーを描くのは困難です。どうしても望まざるTSになりがちです。
憑依や皮の場合はTS開始時の動作には自分の意思が強く関わってきますが、それにしても憑依能力などを手に入れるまでの過程は「望まざる」とはいかなくとも偶然に支配されやすいでしょう。
でも、自分の意思でSRSを受けようとするストーリーを構成するのはそれほど難しくないんですから。
こうしてTSのバリエーションが狭まることも、望んだTSタイプの作品があまりみられない原因のひとつでしょう。

これに対して望まざるTSタイプのストーリーならば、ハプニングに巻き込まれてTSするのでTSのバリエーションが多くなります(特に入れ替わりや脳移植は望まざるTSでないと書きにくい)。
また、TSしてしまった登場人物の驚きが大きいため読者の興味をひきやすいし、その後の心境の変化(TSを受け入れるまでの苦悩などの過程)だって描きやすいはずです。
そういうことで、文庫には望まざるTSタイプのストーリーが多いのでしょう。

あのスレッドは、TSのジャンルに対する自分の見方を再確認することができるという意味では、いいところですね(笑)


2004/03/09(火)レヴォも参加確定
今日はCOMIC REVOLUTION35(04/4/29開催)の当選通知が送られてきた。
どうやら書類不備を除いてほとんどのサークルが当選のようだが、それでもめでたい。
有明でのレヴォにサークル参加するのははじめてである。
新刊はどういう本にしようかしら?


2004/03/08(月)計画が埋まる
3月3日の日記に書きました同人誌即売会「計画3」ですが、結局申し込み全サークルが当選ということになりました。
これで4月11日の計画が埋まりました(笑)

『トランス・ラブストーリー』を持っていくのはもちろんですが、
「こうけい。オルグ」で書いているようなTS小説の新作も本の形で発表したいな。

『マリア様がみてる』パロディ物で、
祐巳と祐麒の姉弟入れ替わり物とか、
TSさせられた乃梨子と実はリアルMTFの志摩子さんとの禁断の物語とかの、
構想を練ってる最近のわたしでした。


2004/03/07(日)二条乃梨子さんの心境がわかりました
ゆうべは、mk8426さんと一夜を共にしました(爆)
それから新幹線で時速300kmと、米原付近の雪による大徐行の両方を体験してまいりました。

昨日と同じファイルになってしまいますけど、こちらのレポートをどうぞ。


2004/03/06(土)熊本と鹿児島に行ってきました
今日はmk8426さん、電波妖精さんと3人で、「妖精さんの本だな」南九州オフ会。
TSFと鉄道と歴史と準該当作のお勉強をしてまいりました(苦笑)
詳しくは、こちらのレポートをごらんください。


2004/03/05(金)ベタでもいいから『とっかえプリンセス(仮)』
だれもが思いつきそうだけど、あまりにベタすぎてだれもが提案をためらいそうな、雑誌「電撃G’s magazine」あたり向けの、『シスタープリンセス』っぽい読者参加企画ネタを考えてみました。

題して『とっかえプリンセス(仮)』。仮タイトルにひねりがないのはお約束ということで。

12人の女性が登場します。年齢、学校(職場)、主人公とのもともとの関係は様々です。例えば、主人公と同じ高校に通う17歳の幼なじみでも、近くの会社に勤める顔見知りの20歳の社会人でも、主人公の出身中学の後輩だけど互いに名前は知らない14歳の中学生でも構いません。
主人公の男性が彼女らのうちのだれかと入れ替わってしまい、女性は主人公の(男の)生活を、主人公は女性としての生活を始めることになります。
誌上では、主人公の体の女性と、女性の体の主人公それぞれの近況が一対のセットにされて、イラストつきのショートストーリーでつづられます。
これが12パターン。

ただし、入れ替わり原因もその後の展開も相手の女性によってそれぞれ。
入れ替わり原因は衝突でも階段落ちでも落雷でも人格交換機でもキスでもありです。
入れ替わったあとの展開にしても、一定時間が経過すれば自動的に戻るとか、頭をもう一度ぶつければ戻れるとか、一生戻れないとかいろいろ考えられるでしょう。
こういったストーリーに関する具体的な設定には、読者からの投稿ハガキによっていろいろな形に変化していく可能性をもたせておきます。

いかがでしょうか?
単純な設定ではありますけど、『シスタープリンセス』だってもっと単純なんですから、問題はないようにおもえます。
『ウルトラC!』で女装に挑戦した「電撃G’s」か、『ゴー学☆R』で入れ替わりTSをすでに手がけた「ラズベリー」あたりがやってくれればおもしろいんですけどねえ。
あっ、本当にこういう企画をやったとしても、わたしは特に権利なんて主張しませんので、ご安心を。


2004/03/04(木)熊本にはじまり熊本に終わる
3月6日の熊本オフ会の翌日の、博多から東京までの新幹線の切符を買う。500系のぞみで初の300km/hを体験する予定。

そのあと、芳林堂書店コミックプラザに行く。
東京は池袋のローカルな話題ですみません(冷汗)
アニメ版も絶賛放映中(でもわたしは観てない)の、小説『マリア様がみてる』(マリみて)のシリーズ各巻がワゴンに平積みになっていた。
わたしは、MTF高校生のアリスこと有栖川さんが登場することで有名な(?)『涼風さつさつ』の巻に興味があったので、それを買おうと一冊手にとる。
この『涼風さつさつ』の回は、祐巳たちリリアン生が男装するというのに、アリスはおろか祐麒すらも女装しないというのが、わたし的には非常にかなしいのだが、それはおいておく。

ワゴンの背中にはマリみてアニメ化についての告知ポップが立っており、そこには小笠原祥子さまのCV(声の出演)が伊藤美紀さんだと書かれていた。

さて、マリみての乗ったワゴンとは背中合わせにもう一台ワゴンがあって、そちらには某社の「絶版写真集フェア」とのポップが乗っている。
松田聖子、後藤久美子、倉沢淳美、シェイプUPガールズ(以上敬称略)など80年代アイドルの、当時の写真集が売られていたのである。「絶版写真集フェア」なのだから、絶版回収となったものの倉庫に眠っていた本をもう一度売りに出したのだろう。

伊藤美紀さんの写真集もあった。
そういえば、マリみてアニメの告知ポップにも、同じ名前が出てましたねえ(笑)
ということで、この写真集を「小笠原祥子さまの声優さんの昔の写真集」と思って買ってしまったひとはいないだろうか? ワゴンが背中合わせに並んでいるのだからなおさら、いても不思議はない。
でも、元アイドルの伊藤美紀さんと声優の伊藤美紀さんは別人なのである(苦笑)
元アイドルの伊藤美紀さんが現役だった時代から、このふたりは結構ごっちゃにされていたんだよねえ(爆)

それはともかく、わたしは伊藤美紀さんではなく、森高千里さんの写真集『NEW SEASON』を手にとって、先ほどの「涼風さつさつ」といっしょにレジに持っていったのでした。
これは森高さんの歌手デビュー直後の写真集です(『NEW SEASON』はデビュー曲のタイトルでもあります)。まだ『17歳』のカバーでブレイクする前の、なんとも地味だけどレアな森高さんが見られるということで、わたしは興味を持って買う気になったのです。
今となっては彼女もフェイドアウト気味で淋しい限りですけどね。

そんな森高さんは熊本出身ということで、話がうまくまとまりました(笑)


2004/03/03(水)女装&性転換同人誌即売会!
唐突ですが、計画3という同人誌即売会の参加申し込みをいたしました。開催日は4月11日、場所は大田区産業プラザPIOです。

この「計画3」の正体は、「女装少年オンリー同人誌即売会」なのです!
もとはゲーム『ギルティギアXX』に登場する女装少年「ブリジット」のオンリー即売会「鰤計画(ぶりけいかく)」でしたが、第3回からは対象を女装や性転換を扱った作品全般に広げてタイトルも変えたものです。
性転換を扱った「該当作」(オリジナル、二次創作問わず)も対象になるので、わたし的には大歓迎な即売会だったりします。

だけどわたしは、注意書きの「女装来場厳禁」という言葉がちょっと気になって、参加をためらっていたのでした(冷汗)
でもそれはコスプレイヤーへの注意書きだったのですね。ということで、当日はコスプレする予定のないわたしには、問題ないと判断しまして、参加を決断いたしました。

ただし、本日は締め切り日ギリギリなんですよね。
サークル数が定数オーバーで、抽選の結果落選なんてことにならなければいいんだけど。
(後日談。結局、落選サークルは出ませんでした。わたしも無事当選。よかったよかった)


2004/03/02(火)乙女ゲーみたいな表紙
唐突ですけれど、美少女ゲーム(エロゲー)雑誌「PCAngel」4月号の表紙のイラストにはびっくり!

エロゲー誌の表紙の女の子の服装には、つまりは学園物エロゲーによく出てくる制服と似たような傾向があります。ピンクやら水色やら黄緑やらの明るい色が主体で、リボンやフリルがやたらと目立っている、現実の制服とはかなりかけ離れたものが多いのです。
それなのに、「PCAngel」4月号の表紙の女の子の服装は、およそエロゲー誌の表紙らしからぬ、紺とグレー主体の地味なセーラー服。いったいどうしたことでしょう。

しかしよく見ればこの表紙のセーラー服、別な意味でちょっとあぶない雰囲気を漂わせています。
グレーのセーラーカラーに黒いラインが一本。
スカーフは現実っぽいエンジ色。
紺色のジャケット。
セーラーカラーと同じグレーのスカート。裾にはこれも黒いラインが一本。

これって、『ときメモGirl’s Side』の制服とそっくりではありませんか!
あちらと違うのは、胸にエンブレムがないことくらい。
ただし、制服を着ている女の子は、オリジナルキャラクターのようです。

表紙の絵を描いたひとは、意識してわざとやったのかしら!?
K社がクレームをつけてこないことを祈ります。


2004/03/01(月)元は親友、今は恋人
また2の某スレが、「元男×男」がどうの、“シチュ萌え”がどうので盛り上がっているようです。

思えばわたしは変身物で典型的な“シチュ萌え”の「元男×男」なストーリーパターン(男時代は同性の親友だった人物がTS後には恋人になる)をほとんど書いていないような気がします。
わたしの作品の多くは「TSシーンを描いてナンボ」な短編で、恋人関係までいかないで終わるので。
2月19日の日記とも重なりますけど、いくつかの自作について検討してみましょう。
『昼休み』ではTS後に「元男×男」の展開があります。しかし、相手の男はもともとの親友だったわけではありません。
『BACK TO THE FEMALE』は「女装子×男」が「元男×男」に変わりますけれど、このふたりはTS前後を通じて恋人関係だったのでした。
短編の試験問題は、ほんのりと「元男×女」の雰囲気を出してますね。

変身でなくて入れ替わり物ならば『トランス・ラブストーリー』の第10話前後に、元親友との「元男×男」パターンがありました。
でも、この作品に限りませんが、入れ替わり物の場合は一般に元親友は入れ替わりの事実を知りません。つまり、彼は相手を「元男」ではなく「はじめからいる女の子」と認識して萌えていることになります。これは典型的な“シチュ萌え”とは違いますね。
入れ替わりストーリーで“シチュ萌え”を書くのは難しそうです。


2004/02/29(日)たまとマナマナ
4年に1度の、ちょっとだけ特別っぽくおもえる日。
『マブラヴ』の、“たま”こと珠瀬壬姫さんのお誕生日でもある。おめでとう。

アージュは、主要作品の主要キャラの誕生日には、トップページにそのキャラの特製のトップイラストとキャラクターボイスを当日限定でアップして、誕生日を祝っている。
特に、ボイスのほうは数種類用意されていてアクセスごとにランダムに変わるので、全種類のボイスを集めるためにリロードを繰り返すひとも多い。そのため、アージュのトップページのアクセス数は、ふだんの日は2〜3万なのにだれかの誕生日には1ケタ増しの6ケタになるのだ。

そして、本日、珠瀬さんの誕生日も、アクセス数は22万を記録した。(←この文章は3月になってから書いてます)
先日の、穂村愛美さんことマナマナ――逆か(笑)――の誕生日(2月19日)は、6ケタに届かない8万か9万台にとどまったというのに。

そんなにマナマナは不人気なのか。わたしのようなトランス関係者には興味津々なキャラだから、人気がないのは淋しいのだ。

2月29日が日曜日だったから、あるいは、この日の存在確率が他の日の4分の1(正確には400分の97だけど)しかなくてレアだから、アクセス数に追い風が吹いたのかもしれないけれど。


2004/02/28(土)母親あわてる
実家からやってきた母親とふたりで、横浜にいる親戚宅を訪れる。

親戚から「きれいになったね」と言われる。
お世辞だとしてもうれしい。「かっこよくなったね」とか言われるような髪型にしたつもりはないのだから。
喜ぶわたしを見て、母親あわてる。


2004/02/27(金)きみのぞ、きみぼう、くんぼう
ゲーム『君が望む永遠』の略称は、漢字で書けば「君望」。
では、その読み方は「きみのぞ」なのか? それとも「きみぼう」なのか?

オフィシャルな立場である、メーカーのアージュでも、見解は定まっていないようだ。スタッフ日記(「スタッフ独りごち」)でも、2月26日にこの件が話題になっていたのである。
アージュのサイトでは、「君望」関連ディレクトリの名前は「kimibo」(きみぼう)。しかしその一方で情報ページのタイトルは「君のぞニュース」だったりする。

いっそのこと、音読みで統一して「くんぼう」と読むのは……苦しいか。
同じアージュのゲーム『君がいた季節』の略称は「君いた」(きみいた)で決まりなんだから。


2004/02/26(木)ギャルゲーの呼び名を変えよう?
3月6日の熊本オフ会、行きの飛行機のチケット確保しました。帰りの予定は未確定。

さて本題。
女性向けの、女性と男性との恋愛をテーマにしたゲーム(『アンジェリーク』などコーエーのネオロマシリーズ、『ときメモGirl’s Side』など)のことを「乙女ゲー」と呼びます(男性と男性との恋愛をテーマにした「ボーイズラブゲー」とは別です)。
だったら、男性向けの、男性と女性との恋愛をテーマにしたゲーム(ガールズサイドでない『ときめきメモリアル』、『トゥルーラブストーリー』など。いわゆる「ギャルゲー」)のことは「童貞ゲー」と呼んだらどうでしょうか。
乙女は処女と類義語で(両方とも「おとめ」と読める)、童貞とは対義語なんですから、別に問題はないはず。
現状では童貞という言葉のイメージが、乙女よりもネガティブっぽい、というのはありますが、それは別の問題ですよね。
わたしとしては、「清純で汚れを知らない男の子」(つまり「乙女」の男の子版)という意味で「童貞」という言葉が使われるようになってほしいです。
「ギャルゲー」よりは「童貞ゲー」のほうが響きがいいような気がするのは、わたしだけでしょうか?

参考までに「乙女ゲー 童貞ゲー」でGoogle検索をかけてみましたが、ヒットしませんでした。


2004/02/25(水)Vライブにならない理由
唐突ですが、Jフォンがボーダフォンになってから、もうすぐ5ヶ月。
画像配信サービス「Jスカイ」も「ボーダフォンライブ!」に名前が変わりました。
でも文字数が多くなりましたよね。>ボーダフォンライブ!
「iモード」や「ezWeb」と比べても多い。
どうして「Vライブ」と略さないのでしょうか?

調べてみたらすぐに理由がわかりました。
「Vライブ」という言葉は、NTTドコモのFOMA向け動画配信サービスの名前としてすでに使われていたのでした!
よりによって最大のライバルに使われてるんですから、そりゃあ被ったらまずかろう。
「Vライブ」がダメでも、ボーダフォンをVと略せる別のネーミング、関係者は思いつかなかったのかしら?


2004/02/24(火)動き出す、やっと
ひさしぶりに日記を更新する。実は今年初だったりする(苦笑)
といっても2月19日と20日の2日分だけですが(冷汗)
内容がTS文芸関連の考察&スレッドウォッチングなので、早めにアップしたかったのです。

なんとしても、去年以来のブランクを埋めなくちゃ。


2004/02/23(月)新聞部姉妹
『マリア様がみてる』キャラとアイドル物アニメの組み合わせパロディーをもうふたつ。

築山三奈子さん主演『コードネームはセーラーV』
山口真美さん主演『魔法の天使クリィミー真美』

うーん、ちょっとイメージがわかないかなあ。新聞部キャラは原作でも出番が少ないし。


2004/02/22(日)2月22日日曜日、きらめき中央公園
「2・22イベント」からちょうど6年が経ちました。

ゲーム『ときめきメモリアル』第1作(ただしプレイステーション版以降)に、“館林見晴”というキャラクターがいます。このキャラは隠しキャラ扱いですが、他の女の子の告白(クリア)条件を満たしておらず、その他の所定の条件を満たしているとゲームのラストに告白してくれます。
しかし、館林さん以外のふたり以上の女の子の告白(クリア)基準を満たした状態(その他いくつかの条件も必要)で、ゲーム内での最後の日曜日である「1998年2月22日日曜日」(プレイステーション版での日付)を迎えると、彼女から電話がかかってきて、「きらめき中央公園」にて彼女との最初で最後のデートをすることとなります。
これが、いわゆる「2・22イベント」です。

上の文を読めばおわかりのように、2・22イベントが起こるということは、館林さんから告白されることがありえない状態です。
当然、彼女との最初で最後のデートは、とてもせつないものとなりました。
ゆえに、多くのプレイヤーの心を打ったのです。

もっと詳しく知りたいかたは、中古でもいいですからプレイステーション版(セガサターン版でも可)の『ときメモ1』をプレイしてみましょう。

今年の2月22日は、あれ以来6年ぶりの日曜日です。
わずかな時の間に、『ときメモ1』もすっかりギャルゲーの古典になっちゃいましたけど、たまには歴史をふりかえってみるのもいいかもしれませんね。


2004/02/21(土)色は白けれど肩幅が
池袋駅の西口。芳林堂書店池袋店はつぶれてしまいましたが(道路向かいの芳林堂書店コミックプラザは健在です!)、閉まったシャッターと面するように二体のマネキンが置いてあります。
そのマネキンの主は、近所(マルイシティの裏)にある「インドサラサの店」というアジア民族衣装のお店です。
前から気になっていて、見に行ったことはあった店ではありましたけど、今日は本気で買い物をしにこの店を訪れました。

ベトナムの「アオザイ」を買うことに決める。
試着する。「色が白くていいですね」と言われる。うれしい。
けれども「肩幅ありますね」でギクリ。まさかリードされたんじゃ?
直後に「スポーツやってたんですか」と言われたので、「あ、はい」と逃げておく。
本当はスポーツなんて全然やってないんだけど(冷汗)

とにかく、わたしは無事にアオザイ2着を買い求めました。
またそのうち行ってみようっと。

mk8426さんから、3月の九州新幹線試乗会は絶望的とのメール。ガクーリ、オーティーエル。
競争率が8倍とか10倍とか言われてたから、仕方ないか。


2004/02/20(金)ヲチも無駄ではなかったかしら
某2の某スレッド(「ふにゅ☆」のほうではありません)がまたにぎやかになってきたようで。

おすすめ作品として『昼休み』を挙げてくださった587さん、どうもありがとう!
この方、ほかのおすすめ作品が『春奈のリターンマッチ』『リバイバルガール』『ガールズファイター』だそうで。
好みの傾向が感じ取れますね。変身や転生でもとの自分がいなくなってしまうストーリーで、TSキャラの心情描写が多い作品がお好きなんでしょう。

直後の589さんの批評は痛かったけれど。まあ、こういう見方をするひともいますよね。心にとどめておきます。


2004/02/19(木)今日は穂村愛美さん(『君が望む永遠』)の誕生日です
マナマナ(ttp://www.age-soft.co.jp/Product/Kimibo/c004.htm)、お誕生日おめでとう。

某文庫と某2の掲示板。論争は一段落したようです。
わたしはROMにとどめさせていただきました。
でも、これを機会に、自分の作品のTSキャラの性指向について考察してみるのは有意義なことかもしれません。作者自身の性指向はおいといてですけれど(苦笑)

(以下、ややネタバレあります)
『昼休み』の主人公はTSしてから男性指向になります。主人公をひそかに好きだった女性は、主人公のTSにより同性の友人へと変わっていきます。
うーん、某2の掲示板で指摘されていたような“文庫作品の典型例”に近そうですね。わたしも文庫への投稿第1作として試行錯誤的に書いた作品ですから、投稿先の傾向に似るのも必然かもしれません。
『BACK TO THE FEMALE』の主人公は、TS前も後も徹頭徹尾男性指向です。こういう作品はわたしの作品の中でも、そしてわたしの知るオンラインTS作品全体の中でも異色でしょう。
単発物ですが『天神様がみてる?』では男どうしのときただの友人だったふたりの間に、同時TSで女どうしになってからうっすらとした百合の空気が漂いはじめます。『マリみて』のオマージュとして書いた作品ですから当然といえば当然なのでしょうけど。
『トランス・ラブストーリー』の主人公はTS前は女性指向。入れ替わって女性になってからは一時的に激しい男性指向になりますけど、やがて落ち着いていき、元に戻ったら女性指向に戻ります。入れ替わった相手の女の子のほうは、TS前は男性指向です。TSしてからは、肉体本能が女性指向になるときがありますけれど心理的にはどっちつかず、そして元に戻ったら男性指向です。

わたしの場合、書こうと思った作品の傾向、つまり、そのときどの性指向を書きたいと思ったかによって、作品内TSキャラの性指向もまちまちですね。


2004/02/18(水)ようこのようは芙蓉のよう!
クリエイション事務局オフィシャルサイトに、3月のサンクリのサークル配置図が載る。
わたしのお目当ての『マリア様がみてる』サークルさん(どこかは伏せておきます)が、久しぶりにサンクリに参加なさるのでうれしい。

そのせいか、『マリみて』キャラとアイドル物のアニメ・ゲームを組み合わせたパロディーを書きたくなってきた。

まずは水野蓉子さま主演『アイドル天使ようこそ蓉子』 。いつもの雰囲気とは違う、弾けた蓉子さまが見もの。名セリフは「“ようこ”の“よう”は“芙蓉”の“よう”」となります(元ネタでは「“ようこ”の“よう”は“太陽”の“よう”」)。

こうくれば、鳥居江利子さま主演の『アイドル伝説江利子』といきたいところですが、こちらはすでに某サークルさんが「鳥居江利子のアイドル伝説」としてつくってます(苦笑)。

福沢祐巳さん主演『魔法のアイドルパステル祐巳』もありでしょう。もちろん祐巳は“ユーミ”ではなく“ユミ”と読みます。

蟹名静さん主演のヒロイン育成ゲーム『ヒロインドリーム』
ただし、静さん以外の4人のヒロイン候補生が、彼女と同学年の祥子さん(ディレクター:蓉子さま)、志摩子さん(ディレクター:聖さま)、令さん(ディレクター:江利子さま)、真美さん(新聞部。ディレクター:三奈子さん)。 静さんのディレクター役は、女装してシスターとなってリリアン女学園に潜入する、祐麒(爆)。無論、女装アドバイザーはアリス(有栖川金太郎)である。

二条乃梨子さん主演『トップをねらえ!』
当然、おねえさま役は志摩子さんである。とすれば、乃梨子に嫌がらせをするカシワラさん役は瞳子さん。コーチは聖さま(苦しい?)。ユングは由乃さん。スミスはタクヤ君(年齢はこの際無視)。リンダは祐巳さんといったところか。

主演キャラの名前が同じ作品を選んだだけのベタねたばかりですけれど、書いてしまえばおもしろくなりそうです。


2004/02/17(火)16万HITありがとう&退社会話
16万HIT達成! みなさん、どうもありがとうございます。
これからもアクセスのご支援、よろしくお願いいたします。
今回は掲示板で、16万ジャストキリ番の申告がありました。踏まれたかたは、なんと掲示板で最近お世話になりっぱなしの山道浩司さんではありませんか!
ご招待がなくて申し訳ございません。と、若女将が申しておりました。

さて、本題。
以前にも(昨年11月5日など)わたしの日記に登場していただきました、同人趣味のある仕事場のひとと、ひさしぶりに帰宅がいっしょになりました。
ということで、『トゥルーラブストーリー』シリーズではありませんが、近くまで“退社会話(笑)”をしたのでした。

『次の即売会の話題』
そのひと「次はどちらの即売会に参加されます?」
わたし「サンシャインクリエイションですね、3月の」
そのひと「コミックシティはどうされます?」
わたし「サークル参加はしないですね。行くとしても本を買いに行くだけです」
『コミックシティの話題』
そのひと「1月に大阪のシティ行ったんですよ」
わたし「インテックス大阪ですか?」
そのひと「はい。ニュートラムはゆりかもめに似てますね。電車が小さくて」
わたし「そうですね」
そのひと「でも乗ってる時間は短いですよね。ゆりかもめでビッグサイトに行くには終点近くまで乗るのに」
わたし「そうそう(コスモスクエア側から乗ったんだろうな)」
『最近行った即売会の話題』
そのひと「この間は、『ロードオブザリング』の同人誌即売会に行ったんですよ」
わたし「都産貿(都立産業貿易センター)の浜松町館ですよね」
そのひと「はい。でも、下のフロアは男性向けイベントになっててすごい熱気だったんですよ(わたし注:「コスチュームカフェ」でしょう)。エレベーターに乗ってると、男の人が大勢そこの階で降りるんですけど、混んでましたよ」
わたし「それは大変でしたねえ」
そのひと「浅草橋の文具共和や御茶ノ水の、なんでしたっけ」
わたし「損保会館ですか」
そのひと「はい、あのへんにもよく行きますよ」
わたし「都産貿っていったら、浅草のほうにもありましたよね」
そのひと「はい、次回の『ロードオブザリング』即売会は浅草の都産貿ですよ」
わたし「そこって資格試験とかの会場にもなってますよ」
そのひと「まじめな試験と同人誌即売会を同じ会場でやるなんて、おもしろいですねえ。それでは、お店に用があるので、このへんで」
わたし(うん、充実した会話だった)

わたしはその後、アニメイト池袋本店に寄ってトゥルーラブストーリーのCDボックスをゲットいたしましたが、こちらの感想は後日。


2004/02/16(月)当選率9割でもうれしい
祝・サンクリ23当選。ジャンルは今回もトゥルーラブストーリーです。
2000サークルが申し込んで200落ちたらしい。9割の確率で当選できるとはいえ、「不運な1割」に入らずに済んだことはやっぱりうれしいですねえ。
さあ、当日(3月14日)はきちんと新刊を出さないと。
今のところ、『TLS−S』のプレイレポート本を考えております。コピー本だけど。

某2に妙なスレッドが立ってますね。
おなじみの「ふにゅ☆」スレとは別の、某文庫を対象にしたスレです。
当の文庫の掲示板のほうからもリンクが張られて、やや祭り状態になってます。

“マターリTS娘”さん(正体は想像できますけれど黙っておきましょう)が挙げてくださった「お気に入り」に、わたしの作品が入ってなくてガクーリ。OTL。オーティーエル。


2004/02/15(日)『ゴー学☆R』第6話
昼過ぎまで寝てる。
日が傾いてから家を出て、池袋東武百貨店でバーゲンセール中のバッグを買う。

さらに、芳林堂書店コミックプラザで雑誌「ラズベリー」を買う。姉妹誌の「ブルーベリー」のほうは見当たらない。残念。
そのラズベリーですが、入れ替わりTSを題材にした読者参加企画『ゴー学☆R』では、唐突に「入れ替わりの秘密を知っている幼なじみ」が登場してびっくり仰天。
バックナンバーを調べてみると、この幼なじみはすでに第2話にちらりとだけ、登場していることはいるのです。けれども、本格的な出番は今回(第6話)がはじめて。
「知り合いに入れ替わりの秘密を理解してもらう」という、入れ替わり物のおいしいシチュエーションが飛ばされてしまっているのは悲しいのでした。
まあ、『ゴー学☆R』の連載は回ごとに時系列順で並んでいるわけではないそうなので(その割に、毎回の題材がバレンタインなど掲載時の季節ネタを追っているため時系列順のように思えてしまうのですが)、そのうちに主人公が幼なじみに入れ替わりの秘密をカムアウトするエピソードがあるかもしれません。期待しないで待ってます(爆)


2004/02/14(土)こうけいは『ステディ×スタディ』を応援しています
春一番。あたたかい日であった。東京の最高気温は16度だったとか。
ノースリーブのドレスにストール1枚でも寒くないからすごい。

渋谷からキャットストリート(渋谷川の暗渠)経由で原宿まで歩く。
東郷神社を見てから竹下通りに入ると、アイディアファクトリーなるゲーム会社の看板が。
原宿にある会社だということは知ってましたけど、まさに竹下通りに面しているとはビックリでした。

訳ありまして、こうけいはこのアイディアファクトリーさんから3月25日に発売されるゲーム『ステディ×スタディ』を応援しているのです。
これは高校を舞台にした恋愛アドベンチャーゲーム。主人公の男の子は「勉強部」(←勉強一般を部活にするなんてすごいですねえ。文芸部とか科学部とか英語部とか、特定の科目に特化した勉強系部活ならよくあるけど)または「演劇部」のどちらかに所属して、部活に励みつつ仲間との友情や恋をはぐくんでいくストーリーです。
そして、高校が原宿にあるということで、この会社にとってはご当地ゲームなのでした。ゲーム内には原宿駅前や渋谷駅前をモデルにしたカットも多く登場します。「ゲームと現実のロケ地を比べてみたい」「“聖地”を巡礼したい」という意欲が湧いてくるではありませんか! わたしには興味津々です。
性転換(TS)要素はないようですが(苦笑)

そんなことを考えつつ、原宿駅前から渋谷までまた歩きで坂を下っていった。
さすがに、太陽が傾くと寒くなってきたのであった。


2004/02/13(金)今年初のブルーム
中野のブルームに、脱毛に行く。実は今年初めてだったりする。
まず、数本出ていた顔の毛を抜く。顔は半年ぶりか。
それから腋。実質1時間弱で両腋が終わる。わたしの腋の毛も、ずいぶんと減ったもんですねえ。

お店のスタッフさん(純女性)に、「顔つきが女っぽくなりましたね」と言われた。とてもうれしい。


2004/02/12(木)コミケの次は契約更新書類
今住んでいるアパートの契約更新書類を書き上げる。
コミケの申し込み書類よりずっと簡単である(笑)
書類不備さえなければ必ず通るんだから。

更新手数料はコミケの参加費より1ケタ高いけど(苦笑)


2004/02/11(水)萌黄色がくる?
祝日。半日寝てた。
それから服を買おうと街中に出ましたけど、冬物バーゲンもそろそろ潮時ですねえ。
この時期まで残っているのは、よほどの売れ残り品なようで。
ということで、春物のチェックに重点をおいたのですけど、淡い黄緑色(萌黄色?)が目立ってましたね。今年の春はこれが流行るのでしょうか。


2004/02/10(火)大仕事完了
夏コミ(コミケ66)申込書を出す。
ようやく本日昼間に書類を全部書き上げる。それから安全策のため、わざわざ地下鉄に2駅分乗って集配局へ。
そして自動販売機で「証紙」を買って貼り、投函する。証紙を使えば確実に本日の消印が付くからである。
(ふつうに切手を貼って投函すると、集配は本日中でも消印を押す処理が翌日にまわされて、翌日消印で落選になる場合があるのです。前にも書いたような気がするけれど)

ともかく、これで夏コミへの最初の大仕事は終わりました。


2004/02/09(月)迷うアンケート
今年の夏コミ(コミケ66)の申し込み締め切りは、2月10日の消印有効です。つまり、明日まで。
そろそろ書かねばと思いつつ、下書きだけはするんだけど、結局は進まず。

書類の中のアンケートに、迷う設問がありました。
現在、冬コミの申し込み期間は夏コミの会期中および直後の3日間だけです。会期中に申し込むのは困難なので、申し込み期間は実質的には直後の3日間だけということになり、短くて慌しいという苦情が絶えません。
そういう背景あってのアンケートの内容は「冬コミの申込期間を長くして欲しいという要望がありますが、これを実現する為には、申込時期を夏コミ以前にする必要があり、この場合申込書は全て通販で購入することになります。どちらが良いですか?」というもの。
選択肢は「現在のまま(申込書を夏コミで購入し、夏コミ前後の短い申し込み期間が良い)」と「申込書を通販で入手し、夏コミ前の長い申し込み期間が良い」の2択です。

まいりましたね。
いろいろ事情があることは察しますけれど、「申込書を通販で入手し、(売り上げデータとか当日にならないとわからない部分は除いて)余裕を持って夏コミ前に記入し、夏コミ後の短い申し込み期間に(売り上げデータとかだけ記入して)申し込む」というのが、わたし的には理想的な選択肢なんですよね。でもそれはない。

悩んだ結果、「現在のまま」を選びました。
どうせ締め切り前日か当日にあわてて申し込み書を書くことに変わりはないんだから、面倒な通販よりは夏コミ当日買いのほうがいいということで(爆)(←夏コミに参加できないひとには申し訳ありませんが)


2004/02/08(日)浅草から渋谷へ
今日は浅草の東京都立産業貿易センター台東館に行ってきました。
目的は『ガールズサイド』オンリー同人誌即売会「はばたきステークス」です。
午後、閉会1時間前に着いたら、すっかりマターーーーリ状態。20分で全サークルをチェックいたしました(冷汗)。閉会前だからマターリだったわけでもなく、開場直後以外はずっと似たような状態だったそうな。
残念ながら、男の子キャラの女性化やおい本は発見できず。
そのかわりというわけではありませんが、『マリア様がみてる』風の小説本(主人公&瑞希)がいい味出してました。マリみての本も出しているサークルさんのようです。

そのあとは渋谷に行きました。
銀座線を使えば一本なのですが、わざわざ東武の浅草駅に向かい、曳舟から東武押上線→半蔵門線経由で行ったのでした(笑)。半蔵門線の水天宮前以北の延伸区間はこれが初乗車なので。
東武本線の発車メロディーは、いつも使っている東上線とは違って、エンドレスではないことに気づいてビックリ。


2004/02/07(土)該当作が登場したゾ〜アニメにおける声入れ替わりの考察
唐突ですが、こうけいはゲーム『ステディ×スタディ』を応援することにいたしました。
だけど『トゥルーラブストーリー』シリーズも依然として応援しています。

本題に入りましょう。
『クレヨンしんちゃん』にド真ん中該当作。
朝起きてみたら、しんのすけの父(ひろし)と母(みさえ)が入れ替わってた、というストーリーでした!

夫婦入れ替わりというのは、入れ替わり物ストーリーの中では割と珍しいかもしれません。もともとひとつ屋根の下で暮らしているので、「家も家族も取り替えて生活しなければならない」という入れ替わり物ならではのおいしさが出てこないからでしょう。
とはいえ、夫婦入れ替わりならではのおいしさもあります。肉体だけではなくジェンダーロール(性役割)の交換も必然的に伴いますから、そこを強調すればストーリーは盛り上がるはずです。ひろしは勤め人でみさえは専業主婦ですからなおさら。

さて作品本編をみてみると、起承転結どれも、「シリーズ物の中に入れ替わりエピソードが入った」場合の入れ替わりストーリー展開のイロハを忠実になぞっています。冒険的なストーリーとはいえませんが、まあそのあたりは仕方ないでしょう。
子供向けアニメですからおもしろそうな性的描写はありません。けれどもその分以上に、ジェンダーロール交換にまつわる悲喜劇はしっかりと描かれていました。

注目すべきことは、入れ替わっても声はそのまま(心ではなく体に合わせた声である)ことです。つまり、実写物と同様、みさえの体のひろしはみさえの声で、ひろしの体のみさえはひろしの声でしゃべります。
従来、アニメの入れ替わり物では声も心に合わせて入れ替える(けれども作品内登場人物はそのことに気づかない)ことが多かったんですよね。「入れ替わっていることを観る者に示す」ための“記号”として。この“記号”は、やむをえない面もありますけれど、「女声の声優さんが男の演技をしてくれるのでは(あるいはその逆)」という期待を裏切るため、萎えるものでもあります。
しかし、今回のクレヨンしんちゃんでは、冒頭のサブタイトルで「父ちゃんと母ちゃんが入れ替わったゾ」とネタをばらして、直後にみさえが男言葉を使ってるシーンが登場します。そういう演出だからこそ、“記号”を使うことなく、それでいてきちんと「入れ替わっている」ことを観る者に自然と認識させることに成功できたのです。
あっぱれ。


2003/12/26(金)〜2004/02/06(金)しばらくお待ちください
しばらくお待ちください


2003/12/25(木)飛ばしてごめんなさい&コミケのお知らせ
11月中旬からまたまた日記が止まっちゃいまして、ご心配をおかけしてます。
コミケ合わせの同人誌やらで多忙だったため、こちらまで手がまわらなかったのです。
日記の下書きはありますので、きっと来年の頭には追いつきたいと……。

さて、あらためて冬コミの告知をいたします。
わたしは3日目(30日)西み−23a「民輝書房」(みんきいしょぼう)でサークル参加します。
ジャンルはギャルゲーCS(トゥルーラブストーリー)。
トゥルーラブストーリーの世界考察本やギャルゲー一般の評論本の新刊が出ています。詳しくは民輝書房のサイトをどうぞ。
リリアン女学園の制服コスプレでお待ちしております(爆)

なお、わたしがサークルブースにいるのは、10〜11時、12〜13時、15時30分〜16時の予定です。14時30分ごろにも少し顔を出すかもしれませんが。
あくまで予定ですので、当日急な変更があった場合はご容赦ください。

現在このサイトで連載中の『トランス・ラブストーリー』のオフライン版(紙の本)も出ています。夏に出た上巻に続いて、今回はついに完結編! オンラインで読んだ本も、紙でまとめて読むときっと別の感慨があるはずです。
なお、『トランス・ラブストーリー』最終回をネットにアップするのは30日以降になりますので、1日でも早く結末を知りたいかたはぜひ冬コミにいらっしゃい(ハート)

今回の3日目はTS関係で「夢幻館」さんや「真城の城」さんがサークル参加されているようですので、わたしもあいさつにうかがう予定です。楽しみ楽しみ。

なお、1日目は午後から一般入場の予定です。
2日目は某所からサークル通行証が手に入りそうなのでサークル入場した上で会場をまわっています。
この2日間は、リリアン女学園(『マリア様がみてる』)か、白陵柊学園(『マブラヴ』)のコスプレをしてるんじゃないかしら。
1日目・2日目は、13時30分ごろ西3ホールの待ち合わせ広場に行けば、わたしにお逢いできるかもしれません。


2003/11/13(木)〜2003/12/24(水)しばらくお待ちください
しばらくお待ちください


2003/11/12(水)男装の麗人とはいうけれど
『金八先生』のFTMGIDな生徒役として有名な、あの上戸彩さんが、紳士服店のCMに出演する。
それも、男性用のスーツを着て、「男装の麗人」になるらしい。

FTMだとこうももてはやされるのか……。
ドラマのキャラクターと俳優は違うとわかっていても、複雑な気持ち。

MTFして清涼飲料水のCMに出ていた某男性タレントさんのほうは、ちょっとは話題になったみたいだけど、ブレイクしたとは思えないのに。

話は変わりますけど、佐藤さつき=栗林きみ恵の日記のほうも、やっと手がまわるようになったので、少〜しだけ更新してみる。
興味がおありのかたは、ぜひどうぞ。


2003/11/11(火)TSシミュレーター占い?
ニフティ内に、「聖数開運術」という占いサイトがあります。そこが新しく、「もしも貴方が男に生まれていたら?」という姓名判断占いを始めました。
無論、女性向けの占いです。
姓名を入力すれば、入力者がもしも男だった場合にどんな恋愛をしていたか、どんな職業についていたかなど、「男」の自分に訪れていただろう人生が判断されるというものです。
つまり、一種のTSシミュレーターというわけですね。
MTFにとっては、「もしもわたしが性自認が男な男の体に生まれていたら?」と解釈すれば、興味深い結果が出てきそうです。

けれども、この占い、料金が400円必要なんですよねえ。お金を払ってまでやる気はしないので、わたしはまだやってません(爆)

さてさて、この種の占いサイトは利用者の大半が女性でしょうからなくても仕方がないのでしょうけど、「もしも貴方が女に生まれていたら?」占いもあればよかったですね。
さらにいっそのこと、対象をさらに細かくして、
「もしも貴方が性自認が女な女の体に生まれていたら?」
「性自認が男な女の体に生まれていたら?」
「性自認が女な男の体に生まれていたら?」
なんてのもあればおもしろそう。でも、さすがにニーズが少なすぎるか(苦笑)


2003/11/10(月)郵送とWEB検索・冬の陣
意表を突きますね、コミケット準備会は。

6月4日と5日の日記に書きましたけれど、コミケ64のときは、当落通知の郵便発送日(月曜日)の翌々日にWEB検索を開始すると告知しておいて、実際は発送日の翌日朝から検索が可能になっていました。
つまり、開始前に偶然(?)検索サイトをチェックしていたひとは、郵便到着前に、それもサーバ負担が軽い時期に、当落結果を知ることができたのです。

では、今回のコミケ65ではどうだったでしょうか?

事前の告知では、当落通知の郵便発送日は11月8日(土曜日)。届くのは早いところで10日(月曜日)のはずでした。
しかし実際は7日(金曜日)に発送されたらしく、東京に割と近いところでは8日に当落通知が届いたひとが多い(わたしもそうでした)。

WEB検索のほうは、事前には11月10日(月曜日)に開始ということでしたが、結局は9日(日曜日)の夜に開始されたようです。8日に郵便が届いたサークルが多いためか、WEB検索が重かったという話は聞きませんでした。

つまり、理論上は、すべてのサークルが月曜の朝までに当落情報を得ることができたということになります。
これって平等なんでしょうか?
土日が休みなところ、例えば印刷所に予約を入れる局面の下では、確かに平等ですね。
もっとも、同人誌印刷所は休日に入稿するひとが多いため、土日が両方休みというところはあまり多くありませんが。土曜か日曜の少なくとも片方は営業している印刷会社が多く、そういうところでは8日に郵便が届いたサークルのほうがぐんと有利になります。
ホテルや乗り物の予約にしても、土日もやっていることがほとんどです。
月曜朝の時点で全サークルが一線上に並んでも、平等の意味はあまりないことになります。

ただし、確実にいえることは、8日に郵便が届いたサークルのほとんどはWEB検索をしないということです。つまり、CD−ROMカタログ用のサークルデータの集まり具合は、コミケ64のときよりも悪くなること間違いありません。

わたし的にはありがたかった今回の発送日変更措置ですけれど、おそらく来年の夏は同じようにはならないでしょうね。


2003/11/09(日)終電で出て、初電で帰る
日付が9日になった直後。家を出て、終電に乗る。

夜の新宿を歩いてパセラへ。到着したのは1時ごろ。
イベントはすでに昨日23時から始まっていて、ダンパのフロアはけっこう混んでいる。MTFコスプレのひとがみあたらないようなのが残念。制服系やゲーム系のコスが少ないのもさびしい。
ともかく「すかいてんぷる」衣装に着替える。

ダンパは無視してとっとと交流フロアへ。円形テーブルと椅子が用意された簡易居酒屋であり、仮眠休憩も可能だ。
まわりはグループで来たひとが多いみたいで、ひとりで来たわたしにはちょっと交流の余地が見当たらない。
顔見知りのひともMTFコスプレなひとも見つからず。
女のひとがひとり突っ伏して寝てるだけのテーブルがあったので、そのテーブルの空席にすわることにする。そして、ノートパソコンを取り出してAirH”や日記の下書きに励むのであった(苦笑)
これなら家でもできること。わたしは、なんのために参加費払ってここまで来たんだか。まあいいか。

BGVとしてアニメ各種やらゲームのリプレイビデオやらが流れる。「ハガレン」こと『ハガレンジャー』、じゃなくて『鋼の錬金術師』の主題歌がやたらと耳に残ってならない。

しばらくすると、寝てた女のひとのお仲間らしい純女性のかたがたがわたしのテーブルにやってきた。
おひとりのかたが「タバコいいですか」と声をかけてきたところから、会話が始まる。彼女たちはコスプレイベントにはじめていらしたそうだけど、ダンパがけっこう楽しかったようで。よかったですね。
最初にタバコの件で声をかけてきたかたは、黒ロリ服にネコ耳といういでたち。おきれいでした。
これがわたしにとって、交流フロアで唯一の交流でした(冷汗)

イベントは5時までだけど、4時過ぎに、もとの服装に着替えて会場を後にする。
結局、初電で帰宅。あやしいスケジュールですね(苦笑)
すぐに寝る。

夜明け前にして今日のできごとは終わったようなものだけど、再起床後のことも一応書いておくとしましょう。
起床は12時。それから投票に行く。名簿照合係のひと、ノーメイクだけどMTFな服装のわたしを見て一瞬とまどったけれど、ちゃんとOKを出してくれました(^^)


2003/11/08(土)果報は寝る前にやってきた
予定がひとつなくなって暇になったので、夕方まで寝たり起きたり。
日が暮れてから、渋谷の「サファイア」まで出かけてみたり。

夜、帰宅。
それから、「夜のコスプレ博」というオールナイトのコスプレイベントに参加してみようと思い立つ。
このイベント、会場は新宿の区役所近くのパセラ。前から何度か開催されてたダンスパーティー(ダンパ)イベントですけれど、今回はコスプレダンパのフロアとは別に、マターリできる「交流フロア」という場所もあるそうなので、コスプレダンパイベントはあまり得意ではない(苦笑)わたしでも大丈夫かなと思ったりする。

出かける準備をしながら2の掲示板をチェックする。
そしたら「冬コミの当落通知がキター」と大騒ぎ。
でもまさか? 当落通知は11/8(つまり今日です)発送と申込書セットで告知されていましたが……。さては、予定より発送を1日繰り上げたか?
繰り上げの理由はともかく、うちにも届いているのではと郵便受けを見ると、果たして来てました。窓付き封筒が!
こんなことだったら、昼間のうちに郵便受けをチェックしておけばよかった! でもまあ日付が変わるまえに気づいたからいいか。
1年ぶりのコミケ当選。うれしいな。急遽、このサイトでも簡単に告知文をアップしときました。

でも喜びにひたっている間もなく、コスプレイベントに出かけるのでした。


2003/11/07(金)TLS−SボーカルコレクションCDレビュー
アニメイトで、『TLS−S』のボーカルコレクションCDを買ってきました。
リオチェーン(クレドソル)にも寄って、3日に注文したスカートを受け取ってきましたけれど、こちらはおいておきましょう。

TLS−Sボーカルコレクション。
全10曲ですけど、そのうち6曲はプレキャラクターCDに入っている各キャラのイメージソング。『Sweet Connection アコースティック・バージョン』はサントラ版に入っている曲です。
つまり、CD初出の曲は、茂呂田かおるさんが歌う、るり姉のイメージソングと、OVAのオープニング・エンディング曲の、全3曲だけ。それも、OVAのオープニング・エンディング曲は共にOVA収録サイズ(ショートバージョン)ときた。この2曲のフルサイズ版はおあずけなのです。
当然のことながら、収録時間も40分足らず。サントラ版の78分のボリュームとはえらい違い。
どう考えても、手抜きとしかいいようがありません。
サントラ版やドラマCDと違って、ペーパーフィギュアがついてないのも痛い。

それでもこのアルバムをほめてみると、各キャラのイメージソングを一枚でまとめて聴けるのはベストアルバムのようで有意義だというところでしょうか。

新曲のるり姉イメージソングはなかなかのハイテンポで、るり姉らしく(?)威圧的。ゲーム内でもるり姉に似ているといわれる、神谷さんの歌に雰囲気が似ているかもしれません。
ジャケットの解説文によれば、作詞者もゲームをプレイしてから歌詞を書いたとか。

その神谷さんの歌なんですが、なぜかプレキャラクターCDの曲と微妙に違います。ほかのキャラの歌はプレキャラクターCDと同じはずなのですが。
神谷さんの歌だけは、間奏部分にボコーダーっぽい機械化されたような声が入っていて、いっそうデジタルっぽさを増しているのです。わたしもなかなか気に入っています。
ボコーダー。そう、昔のYMOのような音です。2の掲示板のTLSスレでも「あれはYMOっぽい音だ」という話題が出てましたね。


2003/11/06(木)『接着戦隊ハガレンジャー』。いや、『錬金戦隊』?
最近、同人誌界で注目を集めている作品「ハガレン」。
『接着戦隊ハガレンジャー』(剥がれんジャー)とかいう、アバレンジャーの後番組の特撮か、さもなくば接着剤業界のPRキャラクターを思い浮かべたくなる略称ですね。
でも、全然違います。
ハガレンとは、アニメ『鋼の錬金術師』の略称なのです。わたしは観てないアニメだけど(爆)

まあ、「はがねのれんきんじゅつし」ならば「ハガレン」がいちばん自然な略ではありますけれど、なんとなく違和感があるのはわたしだけでしょうか。


2003/11/05(水)久しぶりに
仕事場のひとから、久しぶりにコミケの話が出る。
そのひととは、昨年9月10日の日記に書いたひと。とはいえ、最近はこの手の話題の話を全然しないでいたので、びっくり。

そのひとは、今年の冬コミは2日目だけ行くらしい。
1日目にも目当てサークルがあるらしいが、ひとつだけなので通販または書店販売に頼るということで、行くのはパス。
去年と同様、わたしがサークル参加するだろう3日目には行かないそうで。残念。

「冬のシャッター前は大手がいなくなると人垣がなくなって急に寒い風が入ってくるんですよねー」とか、しばしの間カタログのマンガレポートレベルの語り合いをして、仕事の息を抜いたのでした。


2003/11/04(火)あっさりラーメンレビュー
HIKOさんから買いましたラーメン。今日はあっさり味のほうをいただくとしましょう。

料理方法はこってり味と同じ。違うのはスープだけです。
……なかなか塩気が利いているお味ですね。

これもこれでいいスープなんでしょうけど、
わたし的には、こってりのほうが好みかしらと思ったりして。


2003/11/03(月)買い物記&こってりラーメンレビュー
おととい昨日とあちこちに出かけたので、今日は家でゆっくりお休み。
というわけにもいかず、池袋に出ていろいろ買い物してきました。

東武百貨店で笹かまぼこ数枚。
それからメトロポリタンプラザへ。5階のリオチェーン(クレドソル)でスカート一点。でも合うサイズのものがなかったので、取り寄せてもらうことにする。
次いで4階のYVETTEでセーター一点。肩が大きく開いたタイプです。
今度は西武百貨店へ。ロックフォールチーズを1パック。
東口に出て、LADIES’KID(ここは大きいサイズの靴があるお店なので重宝してます)で幅広めのロングブーツ。
食べ物と服と靴と。とりとめもないですね。

夜は、1日のオフ会でHIKOさんから買いましたこってりラーメンを料理してみます。
まずはスープを解凍。中身を沸騰させないように、ゆっくり湯煎するんですけど、数分はかかりました。でも、この解けていく合間が不思議と楽しい。
その合間に具を準備して、麺をゆでます。わたしがふだんよく自分でゆでているスパゲッティと違って、1分少々でゆだるのでなんだか妙な気分です。HIKOさん特製のレシピによると、しゃきしゃきにゆでたモヤシを添えるとおいしいとのことですが、準備する時間がなかったのでこれは省略(^^;

いただきまーす。
うん、麺の歯切れがいいですね。すんなりと口に入っていきます。
付属していたやわらか豚肉(チャーシューではなく、ほぐした肉です)もおいしい。
そしてなによりこってり系醤油(?)スープが食欲をそそります。

そのうち四国まで食べにいったほうがいいのかしら(爆)


2003/11/02(日)珊瑚さんがみてた
昨日の疲れで午前中はずっと寝てました(^^;
そして午後は、新宿から京王線に乗りました。この日、よみうりランドでやっているコスプレイベントを見に行くためです。
もしかしたら、吹田まりさんが着ぐるみで参加しているかもしれません。そう思いながら、京王よみうりランド駅からゴンドラに乗って行ったのですけど、園内は広くてとてもまりさんは見つかりません。まりさんのことだから、きっと『犬夜叉』の「珊瑚」の着ぐるみコスプレをしてるはずなんだけど……。
まりさんのお仲間の着ぐるみさんや、そのまたお仲間でわたしとも顔見知りな女のひととおしゃべりしつつ、閉園が近づきます。食べ物屋のいすでくつろいでいたわたしの目の前を、「珊瑚」さんの着ぐるみが歩いていくではありませんか。まりさん!? と駆け寄る間もなく、珊瑚さんは犬夜叉の着ぐるみといっしょに、更衣室のほうへと消えていきました。

遊園地の外に出てみると、果たしてまりさんが姿を見せる。やっぱり、まりさんはさっきの珊瑚さんの中のひとでした。
そのあとわたしは、まりさんや着ぐるみ仲間のひとたちと新宿に出て、居酒屋で楽しいひとときを過ごしましたとさ(^^)

それにつけても、まりさんの荷物は大きくて重い……。


2003/11/01(土)さわやかなオフ会のガイドライン@大阪
本日の日記は、こちらをどうぞ。

と、手を抜くのもなんなので、ちょっと変わった切り口からオフ会をレポートしてみよう。

「オフ会に参加される方ですか?」
「はいそうです。それで、守口駅はどちらでしょうか?」
とりとめもないボケとつっこみが、地下鉄守口駅の改札前にこだまする。
会場に入室した参加者を包むのは、倒錯と煩悩の妖しい空気。萌えるごみは丁重に持ち帰り、萌えないごみは見なかったことにして、AirH”のパケットは控えめに争奪するのがここでのたしなみ。もちろん、作家に次回作を迂闊に催促するなどという、はしたない真似など存在していようはずがない(?)。
大阪オフ会。
世紀の変わり目前後に誕生したというこの集会は、もとは少年少女文庫の作者や読者で構成されたというが今では来るものを拒まなくなった、伝統ある(?)オンライン系TSフィクション愛好者の集まりである。
守口市国際交流センター。電器メーカーの工場が林立する大阪近郊の街を会場とし、狐に見守られ、ハムスターからチョコエッグまで話題が脱線しながらもTSFサイト関係者が集まるオフライン・チャットの殿堂。
毎月のように老舗の個人サイトが閉鎖され、2ちゃんねる文芸板の「ふにゅ★」スレが6代目を数える今日でさえ、十八回も通えば純粋培養の妖精さん萌えが箱入りで出荷される(?)、という仕組みが未だに残っている貴重なイベントである。


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